「&ART」河内タカさんによる著書『アートの入り口』ヨーロッパ編が発売。Issue 37 ／ September 15, 2016

ヨーロッパの巨匠やスターたちの、
知られざる素顔や楽しいエピソードをまとめた一冊。

『&Premium.jp』の連載「&ART」で世界のアーティストついて毎月執筆中の河内タカさんが、『アートの入り口—美しいもの、世界の歩き方［ヨーロッパ編］』を上梓した。本書は今年3月に発売された同シリーズのアメリカ編の続編で、河内さんが約5年間にわたりFacebookに投稿してきた文章をベースにしながら、テーマ別に編集して一冊の本にまとめたものだ。ヨーロッパ編に登場するのは、アンリ・マティスやマルセル・デュシャンといった巨匠アーティストから、ビートルズやデヴィッド・ボウイといったミュージシャンまで。ちなみに、表紙の人物はマティスで、撮影したのはロバート・キャパ。学生時代からヨーロッパのアートやイギリスの音楽に影響を受けてきたという河内さんならではの目線で、彼らの人となりや関係性、時代背景などが書き綴られている。こんなエピソードがあったのか、という発見とともに楽しく読むことができる本書は、まさに“アートの入り口”となってくれるはずだ。また、9月30日（金）に青山ブックセンター本店にて行われる編集者・岡本仁さんとの対談のほか、刊行を記念したトークイベントを各所で開催予定。どうぞお見逃しなく！