ライザ・ミネリが主演した映画『くちづけ』の挿入歌として、サンドパイパーズによって歌われ、当時ヒットチャートを賑やかしていた曲。たくさんのカバーもリリースされて、その中でも異色なのがチェット・ベイカーによるものです。ジャズトランペット、ボーカルのイメージがある彼ですが、アルペジオのギターに乗せて歌い、イージー・リスニング感溢れる曲になっていて妙にハマっています。どことなく影がありそうで、何とも爽やかに歌うスタイルは、タイトル通り土曜の朝のテーマソングとしてちょうど良い感じです。
アルバム『Blood, Chet And Tears』収録。