台湾スイーツ食べ比べ
季節限定の楽しみ! マンゴースイーツを満喫。 【&Taipei 台湾スイーツ食べ比べ 】July 17, 2023
濃厚なマンゴージュースが話題のドリンク店。
台湾中部の彰化が発祥のフレッシュジュース店。台湾産の新鮮なフルーツを使用し、各地でチェーン展開している。この時季の目玉は何といっても屏東県枋山産の愛文マンゴーを用いたスムージー(130元、ダブル180元)。海風を浴びて育った枋山産のマンゴーは糖度が高く、スムージーになっても濃厚な風味は変わらない。細かくカットされた果肉がふんだんに入っており、果肉の量を倍にすることもできる。そのほか、店舗によっては白木耳入りの「愛文蜜朵朵(アイウェンミートゥオトゥオ)」も楽しめる。こちらはプチプチとした食感で、レモン汁を加えているので飲み心地がさわやか。また、特製パンナコッタにマンゴーをのせたもの(60元)もおすすめ。なお、MRT市政府駅近くの「市府夢想店」はイートインも可能。
ダーユエンツ
台北市信義區忠孝東路5段139號(市府夢想店) ☎02−2768−0900 11:00~21:00 無休 販売は7月末頃まで。通常は紙コップで提供。
期間限定で営業! 大人気のマンゴーかき氷店。
マンゴーシーズン到来の指標にもなっている人気店。春になると、在住邦人の間で「今年はいつから営業が始まるのかな?」と話題になるほどの存在だ。ポイントは店主の陳彩琴さんの実家が老舗の果物屋であること。厳選されたマンゴーを入荷しているほか、熟れ具合も見極めている。さらに、注文が入ってからカットするというこだわりも嬉しいところ。これにより果肉にはみずみずしさと適度な歯ごたえが保たれる。ちなみに一皿あたり、中サイズのマンゴーをたっぷり1個使用。写真は「雪花冰」というふわふわ食感のミルク氷を用いたもの。マンゴー自体が甘いので、氷は甘さ控えめ。上には自家製マンゴーソースと練乳がかけられている。手づくりミニプリンをトッピングするのも定番。
ピンツァン
台北市大同區雙連街2號 ☎02−2550−6769 11:00~21:00 不定休 営業は4月中旬~10月末頃。「芒果雪花冰」は180元、プリン15元。
文/片倉真理
※この記事は、No. 116 2023年8月号「&Taipei」に掲載されたものです。