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佐久間由衣さんとおやつのいい関係。
本誌に収まりきらなかった特別なカットとインタビューをお届け!December 24, 2021

2021年12月20日発売号の特集は「やっぱり、おやつは大切」。巻頭のファッションストーリー「&style」(p.14〜19)では、俳優の佐久間由衣さんと一緒に、おいしい“おやつの時間”を求めて都内を巡りました。2021年は立て続けに話題作に出演し、2022年1月8日スタートのドラマ『おいハンサム! !』も控える佐久間さん。「疲れていても、お腹がいっぱいでも甘いものだとついつい食べてしまう。やっぱり別腹ですね」と語る彼女とおやつのいい関係とは? 本誌に収まりきらなかったカットとインタビューを、クリスマスイブの本日公開します。

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1991年創業のフルーツパ ーラー『果実園リーベル 目黒店』(東京都目黒区目黒1‒ 3‒16‒2F)のフルーツサンドを手に。片手でも食べやすいサイズで、テイクアウトして好きな景色を見ながら食べるのもいい。 ニット¥121,000(ハイク /ボウルズ ☎03‒3719‒1239)スカート¥15,950(フォグリネンワーク ☎03‒5432‒5610)

身体も心も整えてくれる、大切なおやつの時間。

「普段からおやつは食べます。どんなものも好きだけど、チョコだったり生クリーム系だったり、がっつり甘いものが好きですね」

話題の映画やドラマへの出演が続き、日々慌ただしく過ごす佐久間由衣さんにとって、おやつの時間は癒しであり、心が休まる大切な時間。普段から、気になる店を見つけてはブックマークしておき、休日に友達と一緒に、または一人でも訪れることがあるのだそう。撮影現場への差し入れも「自分で見つけたものを持っていくのが好きです」と語る佐久間さん。この日は、都内の6店舗の甘いものを巡る、“おやつツアー”へ。まだ味わったことのないおやつとの出合いに、胸を高鳴らせながら撮影はスタート。

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喫茶店『ニット』(東京都墨田区江東橋4‒26‒12 )で、口いっぱいにホットケーキを頬張る佐久間さん。 ジャケット¥84,700(サイ/マスターピースショールーム ☎03‒5414‒3531) ニットポロ¥60,500(モリ/ブルーム&ブランチ青山 ☎03‒6892‒2014)スカート¥31, 900(ヤエカ ライト/ヤエカ ☎03‒6426‒7107)椅子に置いたマフラー¥25,300(ジョン ストンズ オブ エルガン/ブリティッシュメイド 銀座店 ☎03‒6263‒9955)
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東京・神田の『竹むら』(東京都千代田区神田須田町1‒19‒2)の店前で。 ワンピース¥ 42,900、ニット¥36,300(ともにジョン スメドレー/リーミルズ エージェンシー ☎03 ‒5784‒1238)スカート¥20,900(サンスペル/サンスペル 表参道店 ☎03‒3406‒7377) スカーフ¥37,400(イザベル マラン エトワール/イザベル マラン ☎03‒5772‒0412) シューズ¥31,900(A.P.C./アー・ペー・セー カスタマーサービス ☎0120‒500‒990)

まず訪れたのは、東京・錦糸町で創業50年を数える老舗の喫茶店『ニット』。レトロな革張りのソファが並ぶ店内でいただくのは店の看板メニューのホットケーキ。テーブルに置かれた瞬間に広がる甘く懐かしい香りに「幸せの香りだ〜」と佐久間さん。シンプルでボリュームのあるホットケーキが2段になり、その上に乗ったバターが溶ける様子が、一層食欲をかき立てる。「子どもの頃に食べていたホットケーキを思い出させる見た目。もちろん凝った作りのものや美しく盛り付けられたものも素敵だなと思うけど、このベーシックな見た目がフォトジェニックだなと思います」

続いて訪れたのは、こちらも創業90年以上の老舗の甘味処『竹むら』。東京都による「都選定歴史的建造物」にも指定されている趣ある建築の前で、名物の揚げまんじゅうを。揚げたてをいただくと、サクサクの衣ともちもちとしたまんじゅう生地が絡み合い、こし餡の程よい甘さが口に広がる。「食べやすいし、撮影の差し入れに持っていきたい」と、『竹むら』の揚げまんじゅうを初めて食べた佐久間さんも、一口でお気に入りとなったよう。

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全国から選りすぐったさつま芋を使った様々な焼き芋を提供する『焼き芋専門店 ふじ』(東京都世田谷区豪徳寺1‒7‒ 11)でテイクアウト。コート¥440,000、中に着たデニムジャケット¥50,600(ともに ポロ ラルフ ローレン/ラルフ ローレン ☎0120‒3274‒20)タートルニット¥41,800 (モリ/ブルーム&ブランチ青山 ☎03‒6892‒2014)スカート¥31,900、シューズ¥31, 900(ともにA.P.C./アー・ペー・セー カスタマーサービス ☎0120‒500‒990)
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『サヴール』(東京都大田区田園調布2‒51‒1)のクリスマスケーキは、ショコラクレームと発酵バターのガトー・ア・ラ・クレームの2つセット。ニット¥141,900(ポロ ラルフ ローレン/ラルフ ローレン ☎0120‒3274‒20)シャツ¥62,700(サイ/マスターピースショールーム)

この日は他にも、東京・谷中で愛され続ける『カヤバ 珈琲』でカスタードプリンを食べたり、『果実園リーベル 目黒店』のフルーツサンドや『焼き芋専門店 ふじ』の焼き芋をテイクアウトして好きな景色を見ながら楽しんだり。アパレルブランド〈ヤエカ〉が手がける町の洋菓子店『サヴール』では、クリスマスシーズンに販売されるケーキを一足先に堪能した。

「お店で食べるのもいいけど、家で自分の好きなタイミングで楽しむ“おやつの時間”もやっぱりいいですよね」と佐久間さん。「どこで、何を食べるかももちろん大切だけど、『今日のおやつは何にしよう?』と考える時間が楽しいんだなと改めて思いました」

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東京・谷中の『カヤバ珈琲』(東京都台東区谷中6‒1‒29)では、コーヒーのフレーバーがきいたカスタードプリンを。カーディガン¥31,900(マーガレット・ハウエル ☎03‒5467‒7864) ワンピース¥58,300(A.P.C./アー・ペー・セー カスタマーサービス)タートルネッ クニット¥34,100(ジョン スメドレー/リーミルズ エージェンシー ☎03‒5784‒1238)

ドラマや映画の撮影が続き、日々忙しく過ごしている佐久間さん。最近では、そんな日々の合間にもトレーニングを始めて、自分の身体と向き合うようにしているという。

「これまでは甘いものを食べる時間は自分へのご褒美であり、『これぐらいはいいかな?』と自分を甘やかしているような気持ちもあったんです。でも、トレーナーの先生に学ぶうちに、甘いものを食べること、しっかり糖分をとることは運動とセットにするととても良いことだと知って。“おやつの時間”は、身体にも心にも大切なんだなと感じています」

身体も心も整えてくれる、おやつと佐久間さんのいい関係。その様子をぜひ、本誌(p.14〜)のファッションストーリー「&style」でもご覧ください。

佐久間由衣 俳優
Yui Sakuma

俳優。1995年生まれ。2021年、映画『君は永遠にそいつらより若い』で主演。2022年1月8日スタートのドラマ『おいハンサム! !』に出演する。初 の写真集『佐久間由衣写真集 SONNET 奥山由之撮影』(マガジンハウス)が発売中。
https://www.instagram.com/yui_sakuma_official/

fashion direction : Mitsuru Kurosawa  photo : Kazuhiro Fujita hair & make-up : Keita Iijima (mod’s hair)  model : Yui Sakuma

※2021年12月20日発売「やっぱり、おやつは大切」特集、巻頭のファッションストーリー「&style」より

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