MUSIC 心地よい音楽を。
土曜の朝と日曜の夜の音楽。 今月の選曲家/Julia Shortreed vol.3September 16, 2022
September.16 – September.22, 2022
Saturday Morning

小学校低学年の頃、将来の夢はイルカの調教師だった。
初めて水族館でイルカショーを見たとき以来、イルカが大好きになって、いつもイルカの一番側にいられる人は調教師だ! と確信していた。
そんな記憶を思い出させてくれるのが、コナン・モカシンの「Forever Dolphin Love」。
彼のソロ作品一作目で、お母さんに「自分だけのために曲を作りなさい」とアドバイスをもらって作った楽曲だとインタビューに書いてあったな。
異国の朝の市場だったり、海辺の砂浜で寝転んでいたり、色んな時間軸を旅するような心地よさ。地上波放送を消して、音楽に浸る平和な土曜日の始まりに。
アルバム『Forever Dolphin Love』収録。
初めて水族館でイルカショーを見たとき以来、イルカが大好きになって、いつもイルカの一番側にいられる人は調教師だ! と確信していた。
そんな記憶を思い出させてくれるのが、コナン・モカシンの「Forever Dolphin Love」。
彼のソロ作品一作目で、お母さんに「自分だけのために曲を作りなさい」とアドバイスをもらって作った楽曲だとインタビューに書いてあったな。
異国の朝の市場だったり、海辺の砂浜で寝転んでいたり、色んな時間軸を旅するような心地よさ。地上波放送を消して、音楽に浸る平和な土曜日の始まりに。
アルバム『Forever Dolphin Love』収録。
Sunday Night

涼しくなってきて、夜に窓を空けると鈴虫の音色が心地よい季節。そんな日曜日の夜は、高田みどりさんが20年ぶりに発表したラファウンダとのコラボシングルを聞く。
目の前に2人がいるように感じられる瞬間があって、ハッとする。音の一粒一粒に込められたエネルギーが伝わってきて、高田さんのマリンバとパーカッション、ラファウンダの声はメディテーションのように身体をほぐしてくれる。
2人の音の重なりに胸が高鳴り、ああやっぱり生楽器っていいなと、歌える日が楽しみになる。抱えている不安や来週の予定を一回忘れて、ただ音の中に埋もれる。
最後の5分は目を瞑りながら静かに瞑想するのもおすすめです。
シングル『Le Renard Bleu』収録。
目の前に2人がいるように感じられる瞬間があって、ハッとする。音の一粒一粒に込められたエネルギーが伝わってきて、高田さんのマリンバとパーカッション、ラファウンダの声はメディテーションのように身体をほぐしてくれる。
2人の音の重なりに胸が高鳴り、ああやっぱり生楽器っていいなと、歌える日が楽しみになる。抱えている不安や来週の予定を一回忘れて、ただ音の中に埋もれる。
最後の5分は目を瞑りながら静かに瞑想するのもおすすめです。
シングル『Le Renard Bleu』収録。
シンガー・ソングライター Julia Shortreed

日本とカナダをルーツに持ち、東京を拠点に活動するシンガー・ソングライター。アシッドフォーク、アンビエント、エレクトロを融合させ、ノスタルジックな旋律と声で紡ぎ出す独自の世界。2018年に小林うてな、ermhoiと結成されたユニットBlack Boboiとして、2019年1月にミニアルバム 『Agate』を発表し同年8月にFUJI ROCK ’19のレッドマーキーに出演。2020年に1st アルバム『SILK』を〈BINDIVIDUAL〉よりリリース。ソロでは2018年に同レーベルよりシングル「Calling you」をリリース、2021年1月に1st アルバム 『Violet Sun』を発表。モデルとしてファッション誌、アパレルブランドのカタログ、広告など豊かな表現力を活かし幅広く活躍中。