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『林龍昇堂』の江ノ島香
京都さんぽ部部長の、 お土産帖。March 24, 2023
2023年2月20日発売の『&Premium』の特集は、「ひとりでも、京都」。本誌連載「&Kyoto」の「京都さんぽ部」部長で現地在住ライター、コーディネーターの大和まこさんが京都ならではのお土産をおすすめしてくれました。おいしい最新菓子から、京都らしさを堪能できる食材、現地在住作家のモダンなプロダクト、そして愛らしい伝統工芸品まで。日々いいもの探しに余念がない大和さんが、大切な人に渡したいとっておきや、友人に配れる気の利いたもの、あるいは思い出に持ち帰りたい15品をセレクト。ここではその一部を紹介します。次の京都旅で手に入れたいものがきっと見つかる、保存版のお土産帖です。
『林龍昇堂』の江ノ島香
天保5(1834)年創業の薫香の老舗。かつて〝江島信仰〞が全国で広がっていたことから作られた灯籠形の江ノ島香。かつては鳥居形やキューピー形などもあったという。飾っても可愛らしく、火をつけると広く香るお座敷香。戦前から使い続けられている箱には象が描かれていてモダン。白檀のほか、麝香(じゃこう)、すみれ、梅も。1箱4個入り1100円。
京都市中京区三条通堀川東入橋東詰町15 ☎ 075‒221‒2874 9時〜19時(土日祝〜18時) 日休
文・写真/大和まこ
「京都さんぽ部」部長、ライター、コーディネーター。 大和 まこ
「京都さんぽ部」部長。ライター、コーディネーター。京都ライター歴も26年に。創刊時から続く連載「&Kyoto」は2024年に丸10年、120回目を迎えて継続中。京都の景色や、食べたもの、買ったものをInstagram(@makoyamato)で発信している。