台北の朝ごはん

台湾式居酒屋”熱炒”の味が、朝食に!?【&Taipei 台北の朝ごはん 】September 11, 2023

『福來早餐 フーライザオツァン』の 熱炒(ラーチャオ)。

「熱炒蘿蔔糕尬米腸」99元、紅茶29元とリーズナブル。<i>&Taipei 台北の朝ごはん </i>
「熱炒蘿蔔糕尬米腸」99元、紅茶29元とリーズナブル。

 台湾式の居酒屋を”熱炒(ラーチャオ)”といい、お酒に合うよう濃いめに味付けをした揚げ物や炒め物が定番メニューとなっている。こちらはそんな”熱炒”スタイルのメニュー「熱炒蘿蔔糕尬米腸(ラーチャオローボーガオノーミーチャン)」が人気の朝食店。名前の通り、あらかじめ揚げた「自家製の蘿蔔糕」(大根もち)と「尬米腸」(もち米ソーセージ)を、注文が入ってからタレやニンニク、台湾バジル、唐辛子とともに炒めたもので、ピリッと辛さが効いた味わいが癖になる一品。タレには魚の干物をベースにした台湾の国民的調味料「沙茶醬(サーチャーヂャン)」を使用しているというから、どこまでも台湾らしいメニューだ。写真のチキンサラダ(59元)やナゲット(49元)など、サイドメニューも充実。台北・新北市内に5店舗を展開中。

福來早餐 フーライザオツァン

安東店(忠孝復興)/台北市大安區忠孝東路三段251巷7弄12號 ☎02−2771−0771 7:00〜14:00 土日7:30〜15:00 不定休

※この記事は、No. 118 2023年10月号「&Taipei」に掲載されたものです。


台北在住ライター 近藤 弥生子

台北在住の編集・ライター。カルチャー界隈からオードリー・タンまで、生活者目線で取材し続ける。著書に『オードリー・タンの思考 IQよりも大切なこと』(ブックマン社)、『オードリー・タン母の手記「成長戦争」自分、そして世界との和解』(KADOKAWA)がある。

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