台北の朝ごはん
カラフルで栄養もたっぷり、手作り「蛋餅 (タンピン) 」。【&Taipei 台北の朝ごはん 】September 12, 2022
『大樹下健康餐飲(ダーシューシア ジエンカンツァンイン)』の
「蛋餅」。
クレープ生地で具材を包む朝ごはんの定番メニュー「蛋餅(タンビン)」。20年以上朝食店を営む林さんが開発したのは、生地に発酵食品の紅麴(べにこうじ)や、種や皮ごとすり潰したカボチャ、台湾バジルやオーツ麦を練り込んだ各種蛋餅。具には台湾産のシイラ(マヒマヒ)や鶏胸肉など、栄養価が高いものをセレクト。生地と具を、それぞれ好きな組み合わせで注文できる。大病を患ったことで食生活の大切さを実感し、栄養学を学び直したという林さん。安心・安全を重視したいと、材料は主婦たちが始めた歴史ある協同組合『主婦連盟』から買い付けている。注文が入ってから一つひとつ作ってくれるから、まるで台湾の友人に朝ごはんをお呼ばれしたかのような体験ができるはず。
大樹下健康餐飲 ダーシューシア ジエンカンツァンイン
台北市中正區三元街69號 ☎0928‒973‒769 7:00~13:00 土8:00~12:00 日休 台北植物園まで徒歩約3分。
Facebook: 大樹下健康餐飲
※この記事は、No. 106 2022年10月号「&Taipei」に掲載されたものです。
台北在住ライター 近藤 弥生子
台北在住の編集・ライター。カルチャー界隈からオードリー・タンまで、生活者目線で取材し続ける。著書に『オードリー・タンの思考 IQよりも大切なこと』(ブックマン社)、『オードリー・タン母の手記「成長戦争」自分、そして世界との和解』(KADOKAWA)がある。