MUSIC 心地よい音楽を。

土曜の朝と日曜の夜の音楽。 今月の選曲家/mei ehara vol.1October 02, 2020

October.02 – October.08, 2020

Saturday Morning

Title.

Next Time Might Be Your Time
Artist.
“Blue” Gene Tyranny
やっぱり土曜日の朝はお天気であって欲しい。10時くらいに目覚めたら、珈琲を一杯、人に入れてもらいたい。ギターの美しい音色と、芯のあるヴォーカルと歌詞に聴き入る。そして何もかも全て忘れてしまったようなふりで気を抜いていると、この土日へのお告げがくるかもしれない?
『Out Of The Blue』収録。

Sunday Night

Title.
Little Girl’s World
Artist.
Slapp Happy
シーツはまめにかえることに越したことはないが、皮脂と汗が馴染み生温い雰囲気が漂う自分のベッドは良いところもある。包み込まれるように沈む身体と目線を天井にやり、ダラダラぶつぶつとくちずさむには心地良い。そのまま寝てしまえ。
『Sort Of』収録。



&Music / 土曜の朝と日曜の夜の音楽 Ⅱ

&Music / 土曜の朝と日曜の夜の音楽 Ⅱ

音楽好きの“選曲家”たちが月替わりで登場し、土曜の朝と日曜の夜に聴きたい曲を毎週それぞれ1曲ずつセレクトする人気連載をまとめた「&Music」シリーズの第2弾。 23人の選曲家が選んだ、週末を心地よく過ごすための音楽、全200曲。 本書のためだけにまとめた、収録作品のディスクガイド付き。

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シンガーソングライター mei ehara

1991年愛知県出身のシンガーソングライター。学生時代に宅録を開始する。2017年にキセルの辻村豪文プロデュースによる1stアルバム『Sway』を発表し〈カクバリズム〉からデビュー。翌2018年に「FUJI ROCK FESTIVAL」に出演を果たした。2020年4月に7inchアナログ「昼間から夜」、5月にセルフプロデュースした2ndアルバム『Ampersands』をCDと12inchアナログでリリース。また音楽活動の傍ら文藝誌『園』の主宰を務めており、王舟、藤森純(The Buffettment Group / 東京スプラウト法律事務所)と立ち上げたインタビュープロジェクト「DONCAMATIQ」や、他アーティストの写真撮影やデザイン制作などにも携わる。

eharamei.com

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