TRAVEL あの町で。
京都らしいひと品をさっと粋に食すなら。
京都さんぽ部部長が教える、ごはんお助けアドレス。March 13, 2023
2023年2月20日発売の『&Premium』の特集は、「ひとりでも、京都」。せっかくなら、京都に着いて最初のごはんから帰りの新幹線のお供まで、おいしいものしか食べたくない。そんな希望に応えるべく、本誌連載「&Kyoto」の「京都さんぽ部」部長で現地在住ライター、コーディネーターの大和まこさんが食事探しのお悩み別におすすめの店を紹介。きっと頼りになる、京都旅必携の内容です。
京都らしいひと品を さっと粋に食すなら。
せっかく京都に来たのなら、食でも風情を感じたいもの。老舗の趣ある空間で名物弁当と出汁を味わう『志る幸』。白木のカウンターで錦糸卵に覆われた穴子ちらしを頬張る『すし善』。’22年に祇園から烏丸御池へ場所を移し、ご飯のお供を好きなだけという昼食を始めた『おが和』。そして『切通し進々堂』のサンドイッチ。スタイルは様々に、さりげないもてなしで旅の時間を削りすぎないのがちょうどいい。まずは昼のひとときで、スイッチを切り替えるのにもぴったりだ。
京都さんぽ部部長がおすすめする、京都らしいひと品をさっと粋に食す店リスト
志る幸
名物は利久辨當。味噌汁は白味噌のおとし芋を。▽京都市下京区四条河原町上ル一筋目東入ル ☎075−221−3250 11時30分~14時最終入店 17時〜19時最終入店 火夜、水休ほか不定休
おが和
白ご飯とご飯のお供がメインの昼コース4560円がユニーク。▽京都市中京区姉西洞院町515 ☎075−211−6005 12時~14時(12時LO) 18時〜21時(19時LO) 月水昼、日休 要予約
切通し進々堂
祇園で愛され続ける喫茶店。上玉子トーストや上ウインナートーストは、小腹を満たすのにちょうどいい。▽京都市東山区祇園町北側254 ☎075−561−3029 10時〜16時 月休ほか不定休
すし善
ほわほわと柔らかな煮穴子の穴子ちらし2000円は遅い朝食にも。持ち帰りも可。▽京都市中京区三条通新町東入ル衣棚町41−2 ☎075−221−3848 10時~19時(18時30分LO) 土日祝休
文・写真/大和まこ