井伊百合子と考える、これからのクローゼット。

日々の装いに変化を与える、<エルメス>のシープスキンサンダル。October 09, 2026

スタイルのある人のワードローブはどのように形づくられているのだろう。&Premium155号(2026年11月号)「あの人のクローゼット」より、スタイリスト・井伊百合子さんと考えた、新しい季節の装いに取り入れたいアイテムを紹介します。

Sheepskin Sandalsー<HERMÈS>

<HERMÈS>のシープスキンサンダル。
メゾンを象徴するHのカッティングとシープスキンのライニングが、フラットサンダルをラグジュアリーに昇華している。人間工学に基づいた設計のラバーソールが、快適な履き心地を約束する。サンダル「シプレ」¥196,900(エルメス/エルメスジャポン ☎03‒3569‒3300)

日々の装いに変化を与えるということ。

 ベーシックで普遍的な服やバッグはやはり魅力的です。けれども、こと靴に関しては新しさや楽しさを感じられるものも取り入れたい。そうした一足は履くだけで、見慣れた手持ちの服が違って見えたり、いつもの気分を刷新してくれるからです。秋めいてきたら、サンダルもシアリングのものに履き替えて、季節の変化を楽しみたい。冬には暖かい靴下を合わせても素敵でしょう。赤との相性も良さそう、なんて足元に想像を巡らせるだけで心が弾みます。フラットソールのサンダルというカジュアルなスタイルですが、そこはさすが〈エルメス〉。たとえば、古着のTシャツとジーンズに〈エルメス〉のベルトを合わせるだけで、上質なスタイルとして成立してしまうように、品格を備えたものだからこそのなせる業に、いつも助けられています。クローゼットにあるだけで安心感を抱かせてくれると同時に、この一足にもメゾンならではの揺るぎない説得力を感じています。

Yuriko E

雑誌や広告のスタイリングを手がけるほか、着物ブランド〈ザ・ヤード〉のアドバイザーを務める。黒の服が日々のユニフォームで、冬の装いには黒いコートが欠かせない。

photo : Local Artist styling : Yuriko E hair & make-up : Rumi Hirose model : Mariya Asakawa(CINQ DEUX UN) text : Marie Miyazaki

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Latest Issuepremium No. 155あの人のクローゼット。2026.09.18 — 980円