井伊百合子と考える、これからのクローゼット。

ストール、キャップ、グローブ。装うことの楽しさを再確認させてくれる冬小物。October 08, 2026

スタイルのある人のワードローブはどのように形づくられているのだろう。&Premium155号(2026年11月号)「あの人のクローゼット」より、スタイリスト・井伊百合子さんと考えた、新しい季節の装いに取り入れたいアイテムを紹介します。

Winter Accessoriesー<Johnstons of Elgin, MAISON FABRE, ARTS&SCIENCE>

<Johnstons of Elgin, MAISON FABRE, ARTS&SCIENCE>のウィンターアクセサリー。
英国発祥の狩猟用帽子をカシミヤで表現。キャップ¥81,000(ジョンストンズ オブ エルガン/エドストローム オフィス ☎03‒6427‒5901)丁寧な仕立てに職人技を感じる、フランスの老舗によるもの。グローブ¥39,600(メゾン・ファーブル)、タッセルがデザインに遊び心を添える。ストール[120×120㎝]¥94,600(アーツ&サイエンス/ともにアーツ&サイエンス代官山 ☎03‒5784‒3803)

冬の小物で装う所作に、高揚感を重ねて。

 身なりを整える所作が好きです。人のそうした姿につい目が留まりますし、艶っぽさを感じるのです。室内に入ってグローブをすっと外すさまも、出かける直前にストールを巻いて装いを完成させる一瞬もいい。冬小物が活躍する季節は、そんな瞬間が生まれやすいと感じます。〈アーツ&サイエンス〉のカシミヤストールは、大判ながら薄手で軽やか。コンパクトにもボリューミーにも、巻き方によって印象を変えられるので重宝できそう。耳まですっぽり隠れる〈ジョンストンズ オブ エルガン〉のカシミヤキャップは、何より見た目のかわいさに心を奪われました。柔らかな肌あたりと、包み込まれるようなサイズ感もいい。ムートングローブは他のブランドのものを持っているのですが、真冬でも本当に暖かくて、もうひとつ欲しい。〈メゾン・ファーブル〉は、伝統的な職人技が生きるフランスメイド。上質な冬小物は、装うことの楽しさを再確認させてくれます。

Yuriko E

雑誌や広告のスタイリングを手がけるほか、着物ブランド〈ザ・ヤード〉のアドバイザーを務める。黒の服が日々のユニフォームで、冬の装いには黒いコートが欠かせない。

photo : Local Artist styling : Yuriko E hair & make-up : Rumi Hirose model : Mariya Asakawa(CINQ DEUX UN) text : Marie Miyazaki

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Latest Issuepremium No. 155あの人のクローゼット。2026.09.18 — 980円