& Le Creuset 幸せな食卓をつくるキッチンウェア。
長尾智子さんに教わる〈ル・クルーゼ〉の魅力。「ココット・エブリィ」で、毎日をもっとおいしく。September 30, 2025 /〔PR〕
今年、創業100周年を迎えたフランス生まれのキッチンウェアブランド〈ル・クルーゼ〉。日本人のライフスタイルに合わせて開発された「ココット・エブリィ」は、コンパクトながらも炊く、煮る、蒸す、揚げるなど、マルチに使える機能性が人気です。フードコーディネーターの長尾智子さんが教えてくれた「スパイシーチキンライス」のレシピを紹介します。

鍋の深さをいかした重ね蒸しで、野菜もご飯もおいしく炊き上げる。
日本人のライフスタイルに合うように開発された〈ル・クルーゼ〉の「ココット・エブリィ」を使ってフードコーディネーターの長尾智子さんが教えてくれたのは、野菜を重ねて蒸し炊きのようにして作るスパイシーチキンライス。
「小ぶりに見えて、しっかり深さと容量のある鍋なので、お米に野菜を重ねて炊くと野菜自体のおいしさも味わえる炊き込みご飯ができます。ご飯、鶏肉、野菜の組み合わせは栄養バランスもよく、満足感のあるひと皿になります」
炒めたり焼きつけたりといった工程を苦手とする鍋も多いが、ブラックマットホーロー加工の鍋肌はそんな心配もない。工程別に多くの道具を使うことなく鍋ひとつで料理が完成するのもうれしい。
「洗いものが少ないのもいいですよね。今回感じたのは、沸騰して10分、火を止めて蒸らすのが10分とシンプルにご飯が炊けて、とても気楽だということ。丸みのある鍋底だからご飯を底から返してほぐすのもかんたん。炊き込みご飯じゃなくても、炊飯は毎日のことだから、この気軽さは大切です」
オレンジ色のチキンライスは、クミンシードとターメリックパウダー、赤唐辛子粉を加えてスパイシーな味付けに。重ねた野菜はインナーリッド(内蓋)をのせて炊くと、じきに火が通ってしんなりと落ち着くので、山盛りぐらいがちょうどいい。
「野菜は崩れにくいようにお米の上にのせて炊くのがポイントです。今回はなすやピーマン、セロリといった野菜を使いましたが、水煮のひよこ豆やいんげん、きのこ類、魚介類をのせて炊いてもおいしい。季節ごとの素材を試してみてください」
炊き上がったチキンライスにドライプルーンと茶巾絞りにしたカッテージチーズを添え、レモンをキュッと搾ったら白ワインにもぴったりな出来上がり。
「〈ル・クルーゼ〉の鍋は仕事を始めたときからの長いおつきあいですが、やはりこの色合いはちょっと特別。白ひとつとってもいろんな表情があって、たとえばじゃがいもを茹でるだけでもなんだか様子がいい。それはやはり〈ル・クルーゼ〉ならではのクラフトマンシップなのだろうと思います」
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HOW TO COOK
- 米(白米または7分づき)⋯2.5合
- 鶏もも肉⋯1枚(約300g)
- 玉ねぎ(小)⋯ 1/2個
- ピーマン(緑、赤)⋯各1個
- なす(中)⋯1本
- セロリ⋯1/2本
- ブラウンマッシュルーム⋯3個
- にんにく⋯1かけ
- トマトピュレ⋯大さじ3
- タイム⋯2本
- クミンシード⋯小さじ2
- ターメリックパウダー⋯小さじ1
- 赤唐辛子粉⋯小さじ1/3
- 植物油(米油、太白ごま油など)⋯小さじ1
- オリーブオイル⋯大さじ1
- 塩、胡椒⋯各少々
- スライスアーモンド(ロースト)⋯適量
- ドライプルーン⋯4〜5個
- カッテージチーズ⋯100g
- レモン⋯約1/2個
材料(4〜5人分)
〈お好みで〉
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1.米をといで水気をきる。鶏肉は小さめの一口大に切り分け、全体に塩をふっておく。玉ねぎは放射状に8等分し、ピーマンはヘタと種を取って1.5cm角に切る。なすはヘタを切り落とし、縦に2等分してから横に1.5cm幅に切る。セロリは筋を取って5〜6mm幅の斜め切りにする。ブラウンマッシュルームは傘と軸を切り分け、軸は2〜3等分に、傘は8等分くらいに切り分ける。にんにくは芯を除いて粗みじんに刻み、タイムは葉を摘んでおく。ターメリックパウダーと赤唐辛子粉を水600mlに加えて混ぜ、溶かす。
2.「1」の鶏肉をさっと洗って水気を拭き取り、ブラウンマッシュルーム、にんにくと一緒に鍋に入れる。クミンシード、胡椒、植物油、塩少々を加えて中火にかける。温まってきたら木べらで混ぜ、表面の色が変わるまで炒めたらいったん火を止める。鶏肉の上に「1」の米を入れて平らにならす。「1」のターメリックを混ぜた水を50ml残して注ぎ入れ、上に「1」の野菜を並べ入れてタイムの葉を散らし、塩を軽くふる。
3.「2」の野菜が多めならへらなどで少し押す。スプーンでトマトピュレをのせ、オリーブオイルを回しかけて、インナーリッド(内蓋)をセットし、蓋をする。中火にかけ、沸騰して湯気が出てきたら10分炊く。お米の火の通りを確認し、軟らかくなっていたらインナーリッドと蓋を戻して火を止め、10分蒸らす。まだ硬めなら残しておいたターメリック水を振って5分炊き、火を止めて蒸らす。
4.「3」に深くへらを入れて何度か混ぜ、器に盛る。赤唐辛子粉(分量外)をふり、アーモンドを散らす。
5.お好みでドライプルーンと4〜5等分に切り分けたレモン、4〜5等分にしてラップで茶巾絞りにしたカッテージチーズを添え、オリーブオイル少々(分量外)を回しかける。
スパイシーチキンライス

PROFILE
長尾智子 Tomoko Nagao
フードコーディネーター。オリジナルの器やスパイスミックス、ヴィンテージのカトラリーなどを紹介するSOUPsを主宰。小石原ポタリーのプロデュースも手がける。著書に『料理の時間』(朝日新聞出版)など。
https://soup-s.shop/
LE CREUSET 100th Anniversary 〈ル・クルーゼ〉100年の歩み。
1925年に、フランス北部の小さな町、フレノワ・ル・グランで創業した〈ル・クルーゼ〉。当時としては革新的であった鋳物ホーロー鍋というジャンルを確立し、世界中で愛されているブランドとなった今なお、この小さな町の工場で製造を続けるその姿勢に、ブランドのブレないフィロソフィーが感じられる。
キッチンに彩りを与えてくれる美しい彩色や卓越したデザイン、高い熱伝導と蓄熱性でどんな料理もおいしく仕上がる機能性、フランスの職人技が存分に生かされた一生ものともいえる耐久性など、100年の歴史と伝統が紡いできた確かなつくりの良さが〈ル・クルーゼ〉の魅力。なかでも、カラーバリエーションは最大の特徴で、華やかなビビッドカラーから優しいパステル調のもの、シックなグレーやブラックまで、使い手の好みやライフスタイルに合わせて選べる、豊富な色みがラインナップする。フランス本国の工場にあるカラーラボでは、世界各国の〈ル・クルーゼ〉から希望色を募り、新色の開発には数年かけることもあるという。
ブランド創立100周年となる今年、〈ル・クルーゼ〉を象徴する「フレイム(オレンジ)」カラーにさらなる輝きを与えた新色「フラムドレ」が誕生。温かみのあるオレンジに、光を反射する細かな粒子と三層エナメルコーティングで煌めきをプラスし、鉄を溶かす際に使われる坩堝のデザインをあしらったライトゴールド仕上げのツマミが、エレガントな印象を与えるモデルだ。
伝統を受け継ぐだけでなく、常に革新的な挑戦を続けて100年を迎えた〈ル・クルーゼ〉。食卓を華やかに彩る、確かなつくりの良さを備えたプロダクトが、毎日の料理の時間をこれからもベターにしてくれる。
photo : Kazuho Maruo text : Yuko Ota