ヴィクトワールの素敵な暮らし。LES AVENTURES DE VICTOIRE
〈ビュリー〉ディレクター・ヴィクトワールが ガーデニングに魅了される理由とは? 〈ビュリー〉ブランドディレクター・ヴィクトワールの素敵な暮らし。vol.13 LES AVENTURES DE VICTOIREApril 20, 2023 /〔PR〕
Victoire de Taillac ヴィクトワール・ドゥ・タイヤック
パリの総合美容専門店『オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー』のブランドディレクター。著書に世界の美容法を収めた『自然派美容の教科書 アトラス オブ ナチュラル ビューティー』。本連載では、自身の暮らしのエッセンスを紹介。
THE REASON I LOVE GARDENING 私がガーデニングを愛する理由。
私はパリで育ち、子ども時代と思春期すべてを過ごしました。緑といえば中庭で遊ぶか、公園のベンチで過ごすくらい。思春期は、田舎の家で両親がバラの手入れするのを横目で見ながら、ソファに寝そべって携帯電話に夢中でした。手伝った記憶もまったくありません。そんな私が遅まきながらガーデニングに目覚めたのはモロッコのタンジェの家の庭でした。ガーデニングとは、自然のリズムに従って植物と会話を交わし、自分だけの楽園をつくること。散歩のたびに植物の名前を覚え、あちこちで植物を育てるコツやノウハウを収集しました。NYへの旅では本屋『Strand Book Store』から、ヴィタ・サックヴィル=ウェスト、ラッセル・ペイジ、ベス・チャットら、有名な英国園芸家の貴重な古本を持ち帰りました。
週末はバルコニーで土を耕し、種を植え、枝切りをする。ついには欲張って、花と野菜が交互に植えられている新しい菜園をジェルス地方に造ることを決めました。毎年手入れをしますが、その結果は時に素晴らしく、時には残念なことも。たとえ虫食いがあっても、驚くほどおいしい野菜たちはご褒美です。ガーデニングにおけるミスや失敗は失望ではなく、必要とされる学び。そんな謙譲な芸術であることにも、魅力を感じます。
OFFICINE UNIVERSELLE BULY(オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー)は、1803年パリ創業の総合美容専門店。水性香水や植物オイルを始めとする自然派化粧品の他、オーラルケア、ヘアケア、ルームフレグランス、美容アクセサリーなどが揃う。東京・代官山の本店を始め、国内に18店舗を展開。写真は、赤大理石や湾曲した棚など遊び心溢れるデザイン要素が凝縮された、カフェを併設する神戸店。
●問合せ/オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー(ビュリージャパン) ☎︎0120−09−1803