ヴィクトワールの素敵な暮らし。LES AVENTURES DE VICTOIRE
日本の美しさを教えてくれた、京都。 〈ビュリー〉ブランドディレクター・ヴィクトワールの素敵な暮らし。vol.11 LES AVENTURES DE VICTOIREFebruary 20, 2023 /〔PR〕
Victoire de Taillac ヴィクトワール・ドゥ・タイヤック
パリの総合美容専門店『オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー』のブランドディレクター。著書に世界の美容法を収めた『自然派美容の教科書 アトラス オブ ナチュラル ビューティー』。本連載では、自身の暮らしのエッセンスを紹介。
ME AND KYOTO 私と京都。
私が生まれて初めて日本の美しさに感銘を受けたのは、京都でした。龍安寺への訪問は、それまで私が知ることのなかった美しさや調和、無限の観念に目覚めさせてくれました。龍安寺の石庭の前で、茫然自失に近い感動を覚えたものです。目を閉じればその瞬間、異次元へと運ばれ、当時16歳だった私が感じた衝撃は、今でもよみがえってくるほどです。親友と初めて行った日本への旅は、大いなる冒険でした。当時すでに日本に住んでいた姉が私たちを駅まで送ってくれたあと、親友と二人だけで、大人のように、京都で2日間を過ごしたのです。それ以来京都は、迷い、そして感動する街として私の心に深く残っています。
日本へ旅をする際は、数時間あるいは幸運なときは数日間、必ず京都へ寄ることにしています。この街からの呼びかけに、私は赴いて応えます。そして何より私は京都の街と、住んでいる人たちの優雅で洗練された佇まいがとても好きです。〈オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー〉のブティックと、そこで働く人々にも特別な雰囲気を感じます。たくさんのお客様で賑わっていても、そこにはゆったりとした空気が流れているのです。京都で一番お気に入りの散策はとてもシンプルで、ブティックと、姉の家族のアパートの間にある鴨川沿いを歩くことです。
洗練された雰囲気を醸し出す〈ビュリー〉京都店。
代官山本店に次ぎ、日本で2番目にオープンした京都店は、思い入れのあるブティックの一つです。茶室を思わせる数寄屋造りの外観、暖簾をくぐると19世紀のフランスの薬局を彷彿とさせる重厚な空間が広がり、文字通り時空を超えたような感覚を覚えます。また京都のお客様は、白檀の香りがお香の文化に通じるからなのか、〈オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー〉の「アル・カシール」の香りをよく好まれると聞きます。そんな人々の洗練された香りのセンスも、京都が好きな理由の一つです。
OFFICINE UNIVERSELLE BULY(オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー)は、1803年パリ創業の総合美容専門店。水性香水や植物オイルを始めとする自然派化粧品の他、オーラルケア、ヘアケア、ルームフレグランス、美容アクセサリーなどが揃う。東京・代官山の本店を始め、国内に17店舗を展開。写真は、重厚な木彫の家具に近代的なガラスとスチールを組み合わせた、二子玉川店。
●問合せ/オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー(ビュリージャパン) ☎︎0120−09−1803