MUSIC 心地よい音楽を。
シンガーソングライター 井上園子さんが選ぶ土曜の朝と日曜の夜の音楽。vol.4January 30, 2026
January.30– February.5
Saturday Morning

わたしとあなた、自分と他人、独り言と会話、“ビーフオアチキン”みたいに、言葉同士を繋ぐその間には一体どんな言葉が、どんな物語があるんだろうとか考えながらお風呂で聴いています。
赤と青は赤紫色になり、青と緑は空色になり、緑と赤は黄色に、そして赤青緑はついには白色になるそうです。異なる物同士でも、その関係を説明する言葉や物語、そして少しの創造力さえあれば、それらは全く意味のある関係性にだんだんなっていくんだと思います。
空気公団の山崎ゆかりさんの言葉を知ってから、大切なことはいつも簡単なことなんだと思えるようになりました。
大好きなことを自分なりの解釈で言葉に起こして他人に見てもらうって、結構異常な独り言に近いと思っています。でも見てくれる人がいるからこそ、この文章もだんだん会話になっていくのかなとも思います。
アルバム『春愁秋思』収録。
赤と青は赤紫色になり、青と緑は空色になり、緑と赤は黄色に、そして赤青緑はついには白色になるそうです。異なる物同士でも、その関係を説明する言葉や物語、そして少しの創造力さえあれば、それらは全く意味のある関係性にだんだんなっていくんだと思います。
空気公団の山崎ゆかりさんの言葉を知ってから、大切なことはいつも簡単なことなんだと思えるようになりました。
大好きなことを自分なりの解釈で言葉に起こして他人に見てもらうって、結構異常な独り言に近いと思っています。でも見てくれる人がいるからこそ、この文章もだんだん会話になっていくのかなとも思います。
アルバム『春愁秋思』収録。
Sunday Night

記憶に入り込んできて、言葉は交わさずとも膝を抱えて一緒に居てくれるような曲。
映画が好きで、学生の頃に知り合いが貸してくれたDVDに映画のサウンドトラックが入っていて、そこでBoards of Canadaを知りました。
耳をつんざくような善悪の騒音もここには存在しない。でも歪んだ記憶たちがぷかぷかと灰色の空に浮かんでいる感じ。風に煽られもせず割れることも出来ない記憶という風船が、錨を下ろして浮遊しているような。
思春期の副作用が今でもどこかしらに腫瘍としてひっそり存在しているんだと、彼らの音楽を聴くといつも思います。
哀しみは美しく、想いは狂気を孕んでる。
アルバム『Hi Scores』収録。
映画が好きで、学生の頃に知り合いが貸してくれたDVDに映画のサウンドトラックが入っていて、そこでBoards of Canadaを知りました。
耳をつんざくような善悪の騒音もここには存在しない。でも歪んだ記憶たちがぷかぷかと灰色の空に浮かんでいる感じ。風に煽られもせず割れることも出来ない記憶という風船が、錨を下ろして浮遊しているような。
思春期の副作用が今でもどこかしらに腫瘍としてひっそり存在しているんだと、彼らの音楽を聴くといつも思います。
哀しみは美しく、想いは狂気を孕んでる。
アルバム『Hi Scores』収録。
シンガーソングライター 井上園子

2022年よりアルバイト先のオーナーの一声をきっかけに音楽活動を開始。両親の影響で聴きなじみがあった’60〜’70年代のフォーク、ロック、ブルース、カントリー、ブルーグラスといったスタイルの音楽をベースに、日常のひとコマを独特な視点で「言葉」に置き換えた唯一無二の世界観を三畳一間から生み出すシンガーソングライター。父のギターを携え、茅ヶ崎、藤沢、横浜など神奈川県沿岸部を中心にライブ活動を始め、東京都内や地方へと徐々に活動の範囲を広げ、2024年に1stアルバム『ほころび』をリリース。「第17回CDショップ大賞2025」入賞、「APPLE VINEGAR - Music Award 2025」特別賞受賞などのアワード受賞、数多くのメディア、音楽関係者から高い評価を得ている。以降、全国各地からのオファーに応えて津々浦々ライブを行い、「結いのおと2025」、「FUJI & SUN '25」、「FUJI ROCK FESTIVAL '25」といったフェスへの出演も果たしている。現在、茅ヶ崎FMにて「井上園子のごあいさつ」(毎週金曜日20:00-20:30)のパーソナリティーも務めている。




























