Music土曜の朝と日曜の夜の音楽。

June 22, 2018 今月の選曲家 Kaoru Inoue

June.22 – June.28, 2018

Saturday Morning

1007490690
Title.
Dança do Pajé
Artist.
Hermeto Pascoal
ブラジルのヴェテラン、あるいは生き神、怪人、楽聖……言葉で形容することなど出来ないレジェンドですね。去年、今年と続けて奇跡的な来日を果たしましたが、僕は仕事で行けずでした(涙)。何というか印象でしかないですが、音楽と霊性、音楽にまつわる深いスピリチュアリズムを体現されている方だと思います。この曲は1976年に録音された未発表音源とのことで、去年イギリスのクラブ系音楽レーベルからリリースされました。陽光きらめく朝のムードから緊密なアンサンブルのダンスへ。
アルバム『Viajando Com O Som』収録。

Sunday Night

AVY170815-FTS1
Title.
Eros Never Stops Dreaming
Artist.
Richard Horowitz
昨今のニューエイジ音楽再評価や知られざるコンテンポラリー音楽の発掘の流れで再発されて知ったもので、作者はビート・ジェネレーションにゆかりがあるようですが、経歴はわからず。映画音楽なども作っていたようで、ちょっとアカデミックな匂いもしますが、これはタイトルがまず振るっている。エキゾティックな空想民族音楽といったところでしょうか。ちょっと文学的、あるいは心理学的なこの曲でエロスと共に夢見につきたいものです。
アルバム『Eros In Arabia』収録。

DJ、プロデューサーKaoru Inoue

DJ、プロデューサー。高校時代から20代前半までパンク~ロック・バンドでのギタリスト経験を経て、89年Acid Jazzの洗礼とともにDJカルチャーに没入。Chari Chari~Kaoru Inoue名義での音楽制作~リミックスで数々の功績を残し、またクラブ・野外フェス問わず様々な現場でのDJ活動を通してオルタナティブなダンス・ミュージックの可能性を追求してきた。2014年、12年ぶりにChari Chari名義を復活させ、ライブ・バンドとして再生。インドア・フェス=RA@ageHaにて復活デビューを果たし大きなレスポンスを得た。2016年、Chari Chari名義14年ぶりのアナログリリース「Fading Away / Luna de Lobos」が水面下で好評を博し今後の活動が期待される。2018年、リスニング指向を高めたアナログLP=Kaoru Inoue『EmPaz』がポルトガルのレーベル「Groovement」よりリリースに。レーベル「SEEDS AND GROUND」を主宰。 http://www.seedsandground.com Bandcamp https://seedsandground.bandcamp.com