〈イレーヴ〉、〈ハーベスティ〉etc。
素材にこだわった、心地いい日常着。&selection ／ November 08, 2021

オーガニックウールとモヘアをミックスし、職人の手で編み上げられた〈イレーヴ〉の新作ニットは、ふんわりとした優しい風合いと、ソフトな肌触りが特徴的。裾が太ももまで届くオーバーサイズで、ゆとりのある首まわりや肩の落ちたデザインが、抜け感のある着こなしに導いてくれる。丸みを持たせた袖もポイントに。写真のシダーの他、スカイブルー、ネイビーもあり。

ニット￥53,900（☎03−5467−7875）

厚手のトップスの上からでも羽織れるオーバーサイズのアウターは、一着あると便利。〈ハーベスティ〉で見つけたロングコートは、ヘリンボーン柄のウールツイードがクラシカルな雰囲気で、ゆったりとしていながらも品よく着られる。背中側の裾に施されたボックスプリーツにより、立体的なシルエットに。ウォッシャブル素材で、自宅で洗えるのも嬉しい。

コート￥39,600（ハーベストムーン ☎086−486−5207）

繊維の間に空気の層を作り出した唯一無二のコットン生地を製造する、三重県のテキスタイルメーカーによるブランド〈ハーグ〉。スウェット素材はふっくらと柔らかく、驚くほどに軽やか。細い糸で編み上げているため、落ち感があり、スマートに着られる。吸水性に優れ、乾きやすいので、季節を問わず活躍しそう。

スウェットパーカ￥20,900、ショートパンツ￥15,400（ともにスマイルコットン ☎059−366−3344）

アルパカを織り交ぜたリネンは〈カオス〉がブランドデビューから採用している素材。軽さと暖かさを併せ持ち、着るほどに体になじんでいく。ゆったりとしたロングワンピースは、深いＶネックと胸元のタックによるきれいな広がりによって、ナチュラルでありながら都会的な表情に。写真のオフホワイトの他に黒、新色のコーヒーで染めたライトベージュも。

ワンピース￥67,100（カオス表参道 ☎03−6432−9277）

photo : Eri Kawamura　styling : Mari Nagasaka　text : Yasuko Mamiya
※この記事は、No. 96 2021年12月号「&selection」に掲載されたものです。