真冬の朝方、光の所為か窓辺がぼんやりと青みがかっている。大抵は絵を描いていたら4時頃になっていて、ひと息入れるために台所でコーヒーか白湯を飲みながらぼーっとしている。その青い時間帯に少し小さな音で聴いていたい。曲名に使われている「blue」は憂鬱の意味だと思いますが、子守唄のように優しい彼女の声とひんやりした空気が合い本当にいい時間を作ります。
アルバム『Some Things Just Stick In Your Mind 』に収録。
Sunday Night
Title. Rumble
Artist. Link Wray And His Ray Men
気持ちに余裕がある日曜の夜、晩酌しながら好きな曲のフレーズを覚えてギターを弾くことがあります。最近はこれ。とてもシンプルですが、1958 年当時としては珍しいギターを歪ませた演奏で数々の音楽家を唸らせた名曲です。メロディと「チンピラの喧嘩」というタイトルが「悪そう」というだけでラジオ局では放送禁止にも。インストなのに酷い話。でも実際にゴールデン街あたりでリンクレイが隣に座ったら怯んでしまうだろうな。
アルバム『Rumble! The Best Of Link Wray 』に収録。