BOOK 本と言葉。
本屋が届けるベターライフブックス。『現代語でさらりと読む茶の古典 岡倉天心 茶の本 THE BOOK OF TEA』田中秀隆(淡交社)選・文 / 京都・大龍堂書店 / August 08, 2019
This Month Theme住まいを変えるのが楽しくなる本。
岡倉天心が、明治39年(1906)にアメリカで日本の文化を解説するときに『THE BOOK OF TEA』を書きました。それが現代日本語に翻訳され、日本人に愛読されています。そして、師が日本に帰国して、最初にしたことは、朝鮮半島から中国、インド、ブータンまでを訪れ、ひとつの結論を出しました、それは、「アジアはひとつである」と、提言されました。しかし、現代は「世界はひとつである」と思います。師の根底に流れる哲学・審美観を学んでほしいと思います。
TAIRYUDO 京都・大龍堂書店
京都で昭和元年に先代が創立した建築書専門の書店。現在は店主・山岸豊さんが営み、今年で80年目を迎える。京都の建築サロンと情報交換の場となることを心掛けている。
京都市中京区新椹木町通竹屋町上る西革堂町175
平日9:00~18:00、日曜祝日13:00~18:00