Music土曜の朝と日曜の夜の音楽。

May 04, 2018 今月の選曲家 小西康陽 

May.04 – May.10, 2018

Saturday Morning

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Title.
Come Go With Me
Artist.
The Del-Vikings
ぼくは1950年代半ばから60年代前半のロックンロール、いわゆる「オールディーズ」と呼ばれる音楽の楽しさをシャナナ、というアメリカのバンドを通して知りました。とりわけ彼らのファースト・アルバムは本当に聴いていて楽しく、もう中学生時代に何度繰り返して聴いたことでしょうか。そのアルバムのA面2曲目に入っていたのがこの「カム・ゴー・ウィズ・ミー」という曲。白人ドゥ・ワップのデル・ヴァイキングスというグループのヒット曲でした。休日の午前中、さあ行動開始、というときに口ずさみたくなるメロディです。
アルバム『Come Go With Me The Best Of The Del-Vikings』収録。

Sunday Night

Title.
Sunday Kind Of Love
Artist.
The Harp-Tones
シャナナから入って「オールディーズ」の魅力を知った頃は、やはりアップテンポのロックンロールの楽しさに夢中で、あまりドゥ・ワップのバラード・ナンバーには関心が向かなかったのですが、大人になって、いや、この年齢になってようやくその素晴らしさを実感するようになりました。このザ・ハープトーンズはダンサブルなロックンロールも美しいスロー・ナンバーも得意とする黒人ドゥ・ワップの代表的なグループ。土曜の夜を越えて、日曜も続くような、一目惚れ以上の恋がしたい。うーん、歌詞が身に沁みますね。
アルバム『A Sunday Kind of Love』収録。

音楽家小西康陽 

音楽家。1985年、ピチカート・ファイヴのメンバーとしてデビュー。解散後も、数多くのアーティストの作詞/作曲/編曲/プロデュースを手掛ける。2011年、PIZZICATO ONE名義で初のソロアルバムを発表。2015年、セカンドアルバム『わたくしの二十世紀』を発表。過去に手がけた楽曲をまとめた5枚組CDボックス『素晴らしいアイデア小西康陽の仕事1986-2018』(ソニー・ミュージックダイレクト)が6月6日にリリース。