& TRIED IT オモムロニ。さんが使ってわかった これ、ここがいいよね。
オモムロニ。さんが、今月試してみたもの〈エムケー精工〉の電気せいろ
〈プリズメイト〉のサラダチキンメーカー& TRIED IT / August 03, 2021
話題のアイテムは次々出てくるけれど、気になるのはその実力。そこで、自ら使って納得したものしか選ばないオモムロニ。さんが、暮らしのなかで、じっくり試してわかったことをレポートする連載。今回は、ちょっとニッチでユニークな調理家電を2点紹介。
1.TEGARU SEIRO _ MK SEIKO
蒸気筒を付けたら、適量の水を投入し、受け皿をセット。タイマーは最長60分。「フランスパンやウインナーを蒸して朝ごはんにしたり、蒸し料理の幅がぐんと広がりました。加熱中もそこまで熱くなりすぎなかったので、安心して使えました」。W221×D240×H298㎜ 1.5㎏(せいろセット含む)せいろは杉製、一部竹製。¥15,070(エムケー精工 70120‒70‒4040)
「火加減の心配なし。タイマーで本格蒸し料理」
火を使わず卓上でせいろを使った蒸し料理が作れる。「水を入れてタイマーをセットするだけという手軽さと、木のせいろが合わさった姿に惹かれました。食材の温めは15分程度。もちろん電子レンジよりは時間がかかりますが、せいろ蒸しならではの適度に水分を含んだふっくらとした仕上がりが、ほったらかしでできるのはいいですね。せいろはコンパクトな直径18㎝が 2 段、蒸気筒から均一に熱を伝えるので温めムラもなし。同時に他の作業ができるし、そのまま食卓で作って出せる。使用後はせいろをしっかり洗って乾燥させるぐらいで、本当に手軽だし、何でも蒸す習慣がつきそうです」
2.Salad Chicken Maker PRSK023 _ PRISMATE
「スピード、連続モードは少しパサつきが気になったので、柔らかモードが断然おすすめです。ひとつ難点だったのは、内側のテフロン加工があまり強くないのか、鶏肉のタンパク質がこびりついて、白い汚れがなかなか取れなかったこと。もう少しお手入れがしやすいといいかなと」。W235×D127×H155㎜ 952g ¥4,950(ライフオンプロダクツ ☎0570‒080856)
「想像以上にしっとりジューシーな仕上がりに驚き!」
低糖質・高タンパクのサラダチキンがボタンひとつで作れる。モードは柔らか、スピード、連続の 3 種類。「添加物などが気になって外では買わず、できるだけ自宅で作っていましたが、火加減が難しく、パサつくのが悩みで。まずは鶏胸肉300gを柔らかモード(60~70℃で2時間ほど)で試したのですが、この柔らかさスゴい! 中まで火が入っているのにしっとりで、ほんのりピンク色。食べてさらに感動。サラダチキンだけのために必要?と思っていましたが、想像以上。余分な脂も落ちていて。残ったゆで汁もおいしくて、かきたまスープにしてみたりと、料理の幅が広がりました」
photo : Satoshi Yamaguchi illustration : Shapre
*『アンドプレミアム 』2021年9月号より