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連日、日本映画満席の人気、 68回ベルリン映画祭 浦江由美子March 05, 2018

2018.03.05

連日、日本映画満席の人気、
68回ベルリン映画祭

20歳の監督、山中瑶子の青春映画「あみこ」、黒沢清のスリリングな「予兆 散歩する侵略者」、佐藤啓子プロデュースの60年代ピンク映画特集、1985年の日雇い労働者のドキュメンタリー「山谷—やられたらやり返せ」、過疎化をテーマとした想田 和弘の「港町」、根強いファンを持つクラシック、小津安二郎の4K版「東京暮色」。様々なジャンルの日本映画公開は地元ベルリンの方や世界各国からやって来た映画ファンで劇場がどこも満席。涙と笑い、熱気で溢れていました。

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小津安二郎「東京暮色」の上映にはヴィム・ベンダースとコンペの審査員を務める坂本龍一が現れ、小津映画の魅力を語った。

ライター・コーディネーター 浦江 由美子

うらえ・ゆみこ/ベルリンを拠点にアート、建築、デザインを中心にヨーロッパのライフスタイルのインタビューや取材を行なう。

urae.de

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