&Essential Things by MARGARET HOWELL
〈MHL.〉の初夏のデイリーウェア。
& Essential Things
愛用者が語る、〈マーガレット・ハウエル〉の服。April 20, 2022 /〔PR〕
愛用者・作家の本谷有希子さんが語るその良さとは。
〈マーガレット・ハウエル〉愛用者にブランドの魅力を聞く連載。今回は、作家の本谷有希子さんが登場。ラフさの中にも凛とした雰囲気がある〈マーガレット・ハウエル〉のカジュアルライン〈MHL.〉のアイテムについて語ってもらいました。
これからの自分が選ぶ服は、生き方や精神と共鳴するもの。
以前からメンズライクなものが好きでラフな着こなしが多かったと話す本谷有希子さん。若い頃はそれでよかったけれど、年齢を経ると「無造作」はただの「無頓着」にも見えてしまう。だから、普段着る服には上質なものを取り入れ、品よく年を重ねていきたい。そう思っていたところに友人のスタイリストから〈MHL.〉を薦められた。
「最近になって女性らしいものも着たいと思い始めて。代官山店で購入したのがこのスカートでした。ボックス型のシルエットや絶妙な丈、ワークウェアのようなラフな素材。中性的な雰囲気で理想的なスカートに出合えた!と。以来もっとはいてみたい気持ちになりました」
〝スカート〞というアイテムにどのくらいセクシュアリティを意識するか。本谷さんは前面に出したフェミニンさやセクシーさはいらないけれど、女性らしさを完全に封印することはしたくないと考える。
「〝そこはかとなく感じられる〞くらいのものが好きですね。〈MHL.〉のスカートは、ユニセックスな雰囲気の中にほのかに女性性や知性が感じられる。それにワークやミリタリーをベースにしていながらデザイン的にやりすぎていない。自分の気分とぴったりとはまるところにいちばん惹かれているんでしょうね」
〈マーガレット・ハウエル〉や〈MHL.〉のデザインは、マニッシュでありながら、なぜか女性が着ることでより女性らしさが引き立つ。それはメンズシャツからスタートしたデザイナーのマーガレット・ハウエルによる強いこだわりでもある。
「これから先は自分の精神と共鳴する服しか着られなくなっていくと思うんです。それは私だけでなくどんな人にも言えることで、年を重ねることで自分がどういう人間かわかるようになるから。表面的な美しさだけの服はどこか違和感を覚えるようになる。自分のスタイルを考えたときに何を身に着けて生きていくか、そういう意味でブランドの思想はとても大事になっていくと思います」
本谷有希子 Yukiko Motoya
1979年生まれ。2000年「劇団、本谷有希子」を旗揚げし、作・演出を手がける。主な戯曲に『遭難、』 (鶴屋南北戯曲賞)、『幸せ最高ありがとうマジで 』(岸田國士戯曲賞)他。主な小説に『嵐のピクニック』(大江健三郎賞)、『自分を好きになる方法』 (三島由紀夫賞)、『異類婚姻譚』 (芥川龍之介賞)など、数々の賞に輝く。
本谷さんが愛用しているアイテム。
〈MHL.〉の着心地がいい初夏のアイテム。
●問合せ/MHL. ☎03−5467−7874