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July 05, 2022 / 〔PR〕 セオリーを持つことの素晴らしさを教えてくれる、10本の映画。

映画には、明日を生き抜くためのアイデアが溢れているもの。
映画ライターの真魚八重子さんに、セオリーを持つことの素晴らしさを教えてくれる10作品を教えてもらいました。
確かなセオリーを持って生きる主人公たちから、ベターライフのヒントを紐解きます。
 
<p><strong>1.プラダを着た悪魔 デヴィッド・フランケル</strong></p> <p class="normal-text">David Frankel,2006,USA,109min.</p> <p><strong>新しい環境でこそ、粘り強く。</strong></p> <p class="normal-text"> ジャーナリストを目指してNYにやってきたアンドレア。世界で最も有名なファッション誌を制作する編集部でカリスマ編集長・ミランダのアシスタントとして働くことに。無理難題な司令が降りてくる激務に耐えながらも、自分の生きる道を模索していく。<br />「本当は政治を扱う編集部に入りたかった彼女は、ファッションに疎く、業界を小馬鹿にしているような一面があって。けれど、仕事に向き合う中でトレンドがどういう仕組みで作られているのかを学んだり、お洒落をすることの楽しさに夢中になったり、新しい価値観に出合うことでどんどん変わっていくんです。彼女の姿を見ていると、『自分に向いている』と思ったことに固執せず、新たに足を踏み入れた世界で柔軟さを持って、粘り強く生きる強さを感じます」</p>

1. プラダを着た悪魔 デヴィッド・フランケル

David Frankel,2006,USA,110min.

新しい環境でこそ、粘り強く。

ジャーナリストを目指してNYにやってきたアンドレア。世界で最も有名なファッション誌を制作する編集部でカリスマ編集長・ミランダのアシスタントとして働くことに。無理難題な司令が降りてくる激務に耐えながらも、自分の生きる道を模索していく。
「本当は政治を扱う編集部に入りたかった彼女は、ファッションに疎く、業界を小馬鹿にしているような一面があって。けれど、仕事に向き合うなかでトレンドがどういう仕組みで作られているのかを学んだり、お洒落をすることの楽しさに夢中になったり、新しい価値観に出合うことでどんどん変わっていくんです。彼女の姿を見ていると、『自分に向いている』と思ったことに固執せず、新たに足を踏み入れた世界で柔軟さを持って、粘り強く生きる強さを感じます」

 
<p><strong>2.ローマの休日 ウィリアム・ワイラー</strong></p> <p class="normal-text">William Wyler,1953,USA,118min.</p> <p><strong>どんなときも自分の役割を胸に。</strong></p> <p class="normal-text"> オードリー・ヘプバーン演じる、ヨーロッパ最古の王室の王位継承者であるアン王女は、親善旅行で欧州を訪れていた。過密な公務に疲れた彼女は、宿舎である宮殿をひそかに脱出。夜のローマを彷徨する。そこで、新聞記者ジョー・ブラドリーと偶然出合うことに。 「"1日のロマンス"の素敵さにフォーカスされることが多い作品ですが、私は王女として生まれついた宿命を全うする意思の強さに心を打たれます。分刻みのスケジュールをこなすがんじがらめの日々から抜け出して、1日だけ自由を楽しもう、とごく普通の女性らしい経験をする。ヘアサロンでショートヘアにしたり、ジョーとスクーターを二人乗りしたり。だけど最後は、逃亡するのではなく、自分の責任をわきまえて任務に戻る姿は凛として美しい」 </p>

2. ローマの休日 ウィリアム・ワイラー

William Wyler,1953,USA,118min.

どんなときも自分の役割を胸に。

オードリー・ヘプバーン演じる、ヨーロッパ最古の王室の王位継承者であるアン王女は、親善旅行で欧州を訪れていた。過密な公務に疲れた彼女は、宿舎である宮殿をひそかに脱出。夜のローマを彷徨する。そこで、新聞記者ジョー・ブラドリーと偶然出会うことに。
「"1日のロマンス"の素敵さにフォーカスされることが多い作品ですが、私は王女として生まれついた宿命を全うする意志の強さに心を打たれます。分刻みのスケジュールをこなすがんじがらめの日々から抜け出して、1日だけ自由を楽しもう、とごく普通の女性らしい経験をする。ヘアサロンでショートヘアにしたり、ジョーとスクーターを二人乗りしたり。だけど最後は、逃亡するのではなく、自分の責任をわきまえて任務に戻る姿は凛として美しい」

 
<p><strong>3.プライベート・ウォー マシュー・ハイネマン</strong></p> Matthew Heineman,2018,UK,110min. <p><strong>真実は自分の目で見て、伝えるい。</strong></p> <p class="normal-text"> レバノン内戦、湾岸戦争、チェチェン紛争など世界中の戦地や紛争地に赴き、"自らの目で見た真実"を伝えようと奮闘した女性ジャーナリスト、メリー・コルヴィン。取材中に爆撃を受けて左目を負傷し、失明しながらも、ひるむことなく果敢に挑んだ半生を映画化。 「人が暗殺されることが、異常であることを世に伝えずにはいられない衝動。そのことが何よりも彼女を突き動かしているように思います。現場では、仲間の命が奪われ、自分自身もいつ死ぬかは分からない、という身の危険に晒されるのが日常で。想像を絶する苦痛を伴う現場に身を置くことに折り合いをつけるために、酒やタバコ、刹那的な異性交遊に溺れていく。全てにおいて正しさを持った人ではなく、大きな倫理のために生きた、欲望に忠実な人ですね」 </p>

3. プライベート・ウォー マシュー・ハイネマン

Matthew Heineman,2018,UK・USA,110min.

真実は自分の目で見て、伝える。

レバノン内戦、湾岸戦争、チェチェン紛争など世界中の戦地や紛争地に赴き、"自らの目で見た真実"を伝えようと奮闘した女性ジャーナリスト、メリー・コルヴィン。取材中に爆撃を受けて左目を負傷し、失明しながらも、ひるむことなく果敢に挑んだ半生を映画化。
「人が暗殺されることが、異常であることを世に伝えずにはいられない衝動。そのことが何よりも彼女を突き動かしているように思います。現場では、仲間の命が奪われ、自分自身もいつ死ぬかわからない、という身の危険に晒されるのが日常で。想像を絶する苦痛を伴う現場に身を置くことに折り合いをつけるために、酒やタバコ、刹那的な異性交遊に溺れていく。すべてにおいて正しさを持った人ではなく、大きな倫理のために生きた、欲望に忠実な人ですね」

 
<p><strong>4.ドリーム セオドア・メルフィ</strong></p> Theodore Melfi,2016,USA,127min. <p><strong>最後まで、自分の才能を信じ抜く。</strong></p> <p class="normal-text"> アメリカと旧ソ連が宇宙開発競争を繰り広げていた1960年代初頭。頭脳明晰な女性数学者・キャサリンをはじめとするアフリカ系女性たちがNASAで働いていた実話を元に映画化。差別が激しい労働環境の厳しさを痛切に感じながらも、逞しく生きていく姿を描いた。 「能力のある女性たちが、才能を活かした仕事をしたい、という想いは、生きる欲望としてとても強いと思うんです。けれども、時代背景的に人種差別や女性蔑視というものが根強くあり、チャンスを与えてもらえない不条理な日々を過ごすことを強いられてしまう。それでも、あらゆる圧力に屈することなく、差別的なことへの抵抗感を言葉で発する強さと、自分の能力を信じる胆力がある。不利な状況を跳ね返す行動力に強い意志が漲っている」 </p>

4. ドリーム セオドア・メルフィ

Theodore Melfi,2016,USA,127min.

最後まで、自分の才能を信じ抜く。

アメリカと旧ソ連が宇宙開発競争を繰り広げていた1960年代初頭。頭脳明晰な女性数学者・キャサリンをはじめとするアフリカ系女性たちがNASAで働いていた実話を基に映画化。差別が激しい労働環境の厳しさを痛切に感じながらも、逞しく生きていく姿を描いた。
「能力のある女性たちの、才能を生かした仕事をしたい、という想いは、生きる欲望としてとても強いと思うんです。けれども、時代背景的に人種差別や女性蔑視というものが根強くあり、チャンスを与えてもらえない不条理な日々を過ごすことを強いられてしまう。それでも、あらゆる圧力に屈することなく、差別的なことへの抵抗感を言葉で発する強さと、自分の能力を信じる胆力がある。不利な状況を跳ね返す行動力に強い意志が漲っている」

 
<p><strong>5.シンドラーのリスト スティーヴン・スピルバーグ</strong></p> Steven Spielberg,1993,USA,195min. <p><strong>物事を長い目で冷静に判断する。</strong></p> <p class="normal-text"> 第二次世界大戦下、軍需工場を経営し、その労働力としてユダヤ人を雇っていたナチス党員のオスカー・シンドラー。戦争を利用して金儲けを考えていた野心家のシンドラーが次第に心変わりをし、ユダヤ人たちの過酷な現実に救いの手を差し伸べる。 「シンドラーはユダヤ人をかばっている、という噂が広まれば、自らにも身の危険が及ぶことを危惧する冷静さを持ち合わせている人。砲弾の内側を磨くためには、子どもたちの労働力が必要、という巧妙な嘘を親衛隊員に伝える判断力が流石。罪のない人が無残に殺されている状況下で正義を振りかざさず、物事を長期的に見て、動揺を見せずに大人の対応で切り抜ける。演技をして、その場を支配する能力に脱帽します」 </p>

5. シンドラーのリスト スティーヴン・スピルバーグ

Steven Spielberg,1993,USA,195min.

物事は、長い目で冷静に判断する。

第二次世界大戦下、軍需工場を経営し、その労働力としてユダヤ人を雇っていたナチス党員のオスカー・シンドラー。戦争を利用して金儲けを考えていた野心家のシンドラーが次第に心変わりをし、ユダヤ人たちの過酷な現実に救いの手を差し伸べる。
「シンドラーはユダヤ人をかばっている、という噂が広まれば、自らの身にも危険が及ぶことを危惧する冷静さを持ち合わせている人。砲弾の内側を磨くためには、子どもたちの労働力が必要、という巧妙な嘘を親衛隊員に伝える判断力が流石。罪のない人が無残に殺されている状況下で正義を振りかざさず、物事を長期的に見て、動揺を見せずに大人の対応で切り抜ける。演技をして、その場を支配する能力に脱帽します」

 
<p><strong>6.緑の光線 エリック・ロメール</strong></p> Éric Rohmer,1986,France,98min. <p><strong>不器用な自分の純粋さを大切に。</strong></p> <p class="normal-text"> 秘書として働く独身女性、デルフィーニュ。ヴァカンスを過ごす約束していた友人から突如、断りの電話が。ひとりで過ごす寂しさに耐えられず、新たな出合いを求めて旅に出かける。軽はずみに声をかけてくる男性を拒絶し、ひとり、海ばかりを見つめている。 「主人公は理想の人と出合うまで一人でいよう、と決めて、自分に合う男性をずっと探し続けている人。『この人じゃない』と直感的に思えば、妥協せずにすぐに逃げるんです。そんな、不器用でありのままの姿で生きているところが、とても愛おしくて。世の中には、ワンナイトラブみたいな付き合いができる人もいるかもしれないけれど、彼女はそんな気楽なことは到底できない。傷つきながらも、真剣に愛し愛されたいと願い続ける、純粋さが素敵」 </p>

6. 緑の光線 エリック・ロメール

Éric Rohmer,1985,France,98min.

不器用な自分の、純粋さを大切に。

秘書として働く独身女性、デルフィーニュ。ヴァカンスを過ごす約束をしていた友人から突如、断りの電話が。ひとりで過ごす寂しさに耐えられず、新たな出会いを求めて旅に出かける。軽はずみに声をかけてくる男性を拒絶し、ひとり、海を見つめてばかりいる。
「主人公は理想の人と出会うまでひとりでいようと決めて、自分に合う男性をずっと探し続けている人。『この人じゃない』と直感的に思えば、妥協せずにすぐに逃げるんです。そんな、不器用でありのままの姿で生きているところが、とても愛おしくて。世の中には、ワンナイトラブみたいな付き合いができる人もいるかもしれないけれど、彼女はそんな気楽なことは到底できない。傷つきながらも、真剣に愛し愛されたいと願い続ける、純粋さが素敵」

 
<p><strong>7.レヴェナント: 蘇えりし者 アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ</strong></p> Alejandro González Iñárritu,2015,USA,156min. <p><strong>果たすべき目的のため、命を振り絞って。</strong></p> <p class="normal-text"> アメリカ西部開拓時代を生きた実在の罠猟師、ヒュー・グラスは、息子とともに毛皮ハンター一団のガイドとして狩りをしていた。ある日、先住民の集団に襲撃され、大きな損害を受ける。船を捨て、山道を進むことを選んだグラスの過酷なサバイバルが始まる。 「グラスの息子・ホークは、仲間の裏切りによって父が殺されかかったことに気がつき、止めようとしたことで命を落としてしまう。グラスは息子の命を奪い、自分を裏切った者への復讐のためだけにボロボロの身体を引きずりながら、命を振り絞ります。果たしたい目的が彼の生命力になっていて、その生き様に究極の生命の状態を見るというか。もはや人間を超越したように取り憑かれた様子は、とても神秘的で引き込まれるものがあります」 </p>

7. レヴェナント:蘇えりし者 アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ

Alejandro González Iñárritu,2015,USA,156min.

果たすべき目的のため、命を振り絞って。

アメリカ西部開拓時代を生きた実在の罠猟師、ヒュー・グラスは、息子とともに毛皮ハンター一団のガイドとして狩りをしていた。ある日、先住民の集団に襲撃され、大きな損害を受ける。船を捨て、山道を進むことを選んだグラスの過酷なサバイバルが始まる。
「グラスの息子・ホークは、仲間の裏切りによって父が殺されかかったことに気がつき、止めようとしたことで命を落としてしまう。グラスは息子の命を奪い、自分を裏切った者への復讐のためだけにボロボロの体を引きずりながら、命を振り絞ります。果たしたい目的が彼の生命力になっていて、その生き様に究極の生命の状態を見るというか。もはや人間を超越したように取り憑かれた様子は、とても神秘的で引き込まれるものがあります」

 
<p><strong>8.メアリーの総て ハイファ・アル=マンスール</strong></p> Haifaa al-Mansour,2017,Luxembourg・Ireland・USA,120min. <p><strong>自分の中に湧き上がる感情を創作へ。</strong></p> <p class="normal-text"> 舞台は19世紀の英国。作家志望の18歳のメアリー・シェリーは、ロマン派詩人、パーシー・シェリーと出合う。惹かれ合った二人は、周囲の反対を押し切って駆け落ちをする。やがて、子どもを授かるが、落命。失意の中、メアリーは自身の心と深く向き合い始める。 「メアリーはシェリーと一緒にいることで知的な刺激を受けていたと思うんです。けれど、自由恋愛思想の塊のようなシェリーの振る舞いには失望していて。さらに、シェリーの正妻が自死するなど、ふたりを取り巻く環境において、不幸な出来事が続いていく。メアリーは悲しみに向き合う中で、湧き上がる感情を創作に生かし、10代で『フランケンシュタイン』を書き上げるという才能を発揮する。衝動に忠実に生き、創作へと昇華する激情的な姿が実に印象的」 </p>

8. メアリーの総て ハイファ・アル=マンスール

Haifaa Al-Mansour,2017,UK・Luxembourg・USA,121min.

自分の中に湧き上がる感情を創作へ。

舞台は19世紀の英国。作家志望の18歳のメアリー・シェリーは、ロマン派詩人、パーシー・シェリーと出会う。惹かれ合った二人は、周囲の反対を押し切って駆け落ちをする。やがて、子どもを授かるが、落命。失意の中、メアリーは自身の心と深く向き合い始める。
「メアリーはパーシーと一緒にいることで知的な刺激を受けていたと思うんです。けれど、自由恋愛思想の塊のようなパーシーの振る舞いには失望していて。さらに、パーシーの正妻が自死するなど、二人を取り巻く環境において、不幸な出来事が続いていく。メアリーは悲しみに向き合う中で、湧き上がる感情を創作に生かし、10代で『フランケンシュタイン』を書き上げるという才能を発揮する。衝動に忠実に生き、創作へと昇華する激情的な姿が実に印象的」

 
<p><strong>9.ブラック・クランズマン スパイク・リー</strong></p> Spike Lee,2018,USA,128min. <p><strong>愛嬌と知性で、周囲を巻き込んで。</strong></p> <p class="normal-text"> アメリカ・コロラド州コロラドスプリングスの警察署で初の黒人刑事として採用されたロン・ストールワース。南北戦争直後にアメリカ南部で組織された、白人至上主義結社「KKK」に潜入捜査するべく、白人刑事と手を組み、2人で1人の人物を演じた。 「本作は実話がベース。スパイク・リーは黒人差別に反発して映画を撮り続けている人なので、彼のセオリーも強く感じる作品です。主人公のロンは、潜入捜査というサスペンスフルな仕事に挑んでも、周囲を巻き込む知性と愛嬌があって、肝が座っている。白人のフリをして『KKK』に電話するときも、どこかスリルを楽 しんでいるような素振りを見せる。いかなるときも余裕を持って仕事に取り組む姿勢が、彼の成功を導いたのでしょう」 </p>

9. ブラック・クランズマン スパイク・リー

Spike Lee,2018,USA,128min.

愛嬌と知性で、周囲を巻き込んで。

アメリカ・コロラド州コロラドスプリングスの警察署で初の黒人刑事として採用されたロン・ストールワース。南北戦争直後にアメリカ南部で組織された、白人至上主義結社「KKK」に潜入捜査するべく、白人刑事と手を組み、2人で1人の人物を演じた。
「本作は実話がベース。スパイク・リーは黒人差別に反発して映画を撮り続けている人なので、彼のセオリーも強く感じる作品です。主人公のロンは、潜入捜査というサスペンスフルな仕事に挑んでも、周囲を巻き込む知性と愛嬌があって、肝が据わっている。白人のフリをして『KKK』に電話するときも、どこかスリルを楽しんでいるような素振りを見せる。いかなるときも余裕を持って仕事に取り組む姿勢が、彼を成功に導いたのでしょう」

 
<p><strong>10.生きてるだけで、愛 関根光才</strong></p> Kosai Sekine,2018,Japan,109min. <p><strong>どんな小さなことも、前向きに捉えて。</strong></p> <p class="normal-text"> 躁鬱病と過眠症を発症している無職の寧子は、出版社でゴシップ記事を制作している編集者、津奈木の部屋で同棲生活を送っている。ある日突然、津奈木の元恋人が現れ、寧子を自立させて部屋から追い出そうと無理にアルバイトをさせようとする。 「寧子のように、普通に生きられなくて思い悩む人も少なくないと思うんです。でも、必要以上に自分を責めているわけではなく、何かのきっかけで上を向いていけないかな、という願いがあって。そういう生き方は無理がなくていい。アルバイト先で頑張ろうと努力するけれど、周囲の人に馴染めなくて爆発してしまうことも。そんな自分を受け入れて、周りの人にも分かってもらおうとする。そうやって、少しずつ前に進む、等身大の生き方に好感が持てます」 </p>

10. 生きてるだけで、愛。 関根光才

Kosai Sekine,2018,Japan,109min.

どんな小さなことも、前向きに捉えて。

鬱病と過眠症を発症している無職の寧子は、出版社でゴシップ記事を制作している編集者、津奈木の部屋で同棲生活を送っている。ある日突然、津奈木の元恋人が現れ、寧子を自立させて部屋から追い出そうと無理にアルバイトをさせようとする。
「寧子のように、普通に生きられなくて思い悩む人も少なくないと思うんです。でも、必要以上に自分を責めているわけではなく、何かのきっかけで上を向いていけないかな、という願いがあって。そういう生き方は無理がなくていい。アルバイト先で頑張ろうと努力するけれど、周囲の人に馴染めなくて爆発してしまうことも。そんな自分を受け入れて、周りの人にもわかってもらおうとする。そうやって、少しずつ前に進む、等身大の生き方に好感が持てます」

 
 

真魚八重子
Yaeko Mana

映画ライター

映写技師を経て、映画ライターに。著書に『映画系女子がゆく!』(青弓社)『映画なしでは生きられない』『バッドエンドの誘惑〜なぜ人は厭な映画を観たいと思うのか〜』(ともに洋泉社)がある。

illustration : Asami Hattori text : Seika Yajima

この記事は、Daihatsu CANBUS theoryのスポンサードで製作したものです

大人のキャンバス、はじまる。CANBUS theory

自分らしいクルマに、自分らしく乗る。
誰かとくらべて、心をいそがしくするのではなく
自分の日々を丁寧に暮らしていくために。
見た目もいい。居心地がいい。走りも満足。
ようやく出会えた、私らしいクルマ。

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2016年に発売し累計販売台数37万台超え(※2022年6月現在、ダイハツ調べ)、幅広い層に支持される軽自動車ダイハツ「ムーヴ キャンバス」が7月5日にフルモデルチェンジ。人気の2トーンカラーの「キャンバス ストライプス」に加え、モノトーンをベースに上質で落ち着き感のあるテイストに仕上げた「キャンバス セオリー」が新たにラインナップ。

私らしく生きる、私のセオリー。 &theory Daihatsu CANBUS theory
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