MUSIC 心地よい音楽を。
シンガーソングライター 井上園子さんが選ぶ土曜の朝と日曜の夜の音楽。vol.2January 16, 2026
January.16– January.22
Saturday Morning

土曜の朝は起きていることがあまりないので、あくまで理想の土曜日の朝の選曲になってしまいますが許してほしいです。
朝は起きられないけれど、一日の始まりに耳に入る音くらい選んでもバチは当たらないですよね。
楽しみにしていた予定に向けて準備をする朝。野球の何が楽しいのかはわからないけれど、あーだこーだ言いながら一緒にナッツを食べて。そんなことを想像しながら早起きして、目一杯のおしゃれして、集合時間に少し遅刻。
土曜日の朝ってきっとそういう時間なんじゃないかなと教えてくれた人は、静かに珈琲を淹れながら、いい文章が書けるといいねと言って、漫画を読みながら「Take Me Out To The Ball Game」を聴いています。もう夕方になりそうです。
アルバム『There’s Something For Everyone In America』収録。
朝は起きられないけれど、一日の始まりに耳に入る音くらい選んでもバチは当たらないですよね。
楽しみにしていた予定に向けて準備をする朝。野球の何が楽しいのかはわからないけれど、あーだこーだ言いながら一緒にナッツを食べて。そんなことを想像しながら早起きして、目一杯のおしゃれして、集合時間に少し遅刻。
土曜日の朝ってきっとそういう時間なんじゃないかなと教えてくれた人は、静かに珈琲を淹れながら、いい文章が書けるといいねと言って、漫画を読みながら「Take Me Out To The Ball Game」を聴いています。もう夕方になりそうです。
アルバム『There’s Something For Everyone In America』収録。
Sunday Night

頭の中がうるさくて、どうしてもうまく眠れない夜によく効きます。
落ちてきそうなほど大きなお月様が出た夜、とてつもなく大きな湖に細長い手漕ぎ舟がひとつ。そこにひとり横になっているような気持ちになります。
辺りに生き物は見当たらなくて、大きなお月様が二つあるだけ。風も吹いていない、漕いでいるわけでもないのにすーっと真っ直ぐお月様の所へ進んでいく。
音も波紋も残さずに月の光へ溶けていく。
舟の動力源はドビュッシーの描いた月の引力と冨田勲の奏でるモーグ・シンセサイザーのみ。死んだように眠りにつけるでしょう。
アルバム『Snowfreaks Are Dancing』収録。
落ちてきそうなほど大きなお月様が出た夜、とてつもなく大きな湖に細長い手漕ぎ舟がひとつ。そこにひとり横になっているような気持ちになります。
辺りに生き物は見当たらなくて、大きなお月様が二つあるだけ。風も吹いていない、漕いでいるわけでもないのにすーっと真っ直ぐお月様の所へ進んでいく。
音も波紋も残さずに月の光へ溶けていく。
舟の動力源はドビュッシーの描いた月の引力と冨田勲の奏でるモーグ・シンセサイザーのみ。死んだように眠りにつけるでしょう。
アルバム『Snowfreaks Are Dancing』収録。
シンガーソングライター 井上園子

2022年よりアルバイト先のオーナーの一声をきっかけに音楽活動を開始。両親の影響で聴きなじみがあった’60〜’70年代のフォーク、ロック、ブルース、カントリー、ブルーグラスといったスタイルの音楽をベースに、日常のひとコマを独特な視点で「言葉」に置き換えた唯一無二の世界観を三畳一間から生み出すシンガーソングライター。父のギターを携え、茅ヶ崎、藤沢、横浜など神奈川県沿岸部を中心にライブ活動を始め、東京都内や地方へと徐々に活動の範囲を広げ、2024年に1stアルバム『ほころび』をリリース。「第17回CDショップ大賞2025」入賞、「APPLE VINEGAR - Music Award 2025」特別賞受賞などのアワード受賞、数多くのメディア、音楽関係者から高い評価を得ている。以降、全国各地からのオファーに応えて津々浦々ライブを行い、「結いのおと2025」、「FUJI & SUN '25」、「FUJI ROCK FESTIVAL '25」といったフェスへの出演も果たしている。現在、茅ヶ崎FMにて「井上園子のごあいさつ」(毎週金曜日20:00-20:30)のパーソナリティーも務めている。


























