MUSIC 心地よい音楽を。
ミュージシャン岡田拓郎さんが選ぶ土曜の朝と日曜の夜の音楽。vol.2April 11, 2025
April.11 – April.17, 2025
Saturday Morning

10年近く前にたまたま耳にして以来、遠く離れたブラジルのこの美しい楽曲に魅了され続けている。サンバのギターに有機的なシンセが絡むイントロ。それに続く浮遊感ある和声の進行に、耳元で囁かれるようなポルトガル語の響きを聴くと写真でしか見た事がない、ブラジルの朝の陽に照らされた海辺の景色を思い浮かべていた。この南米的な楽曲タイトルに”Alah”とは不思議な並びだなと思っていたが、どうやら「Jardim De Alah(アラーの庭)」は、リオデジャネイロのイパネマとレブロンの間に位置する海沿いの公園のようです。
アルバム『Rio Zero-Grau』収録。
アルバム『Rio Zero-Grau』収録。
Sunday Night

最も魅力的なビートメイカーの一人だと思う。煙が立ち込める中、グンニャリ捩(ねじ)れたビートに身体が馴染んだ頃には、また別の世界へと進んでいる。サン・ラとジョージ・クリントンからアフロフューチャリスティックな音楽の伝統を受け継ぐ、自由奔放に無重力空間を推進するビートの前では、“散漫で未完成”という言葉さえ強みに感じさせる。静かな音楽で過ごす夜も良いですが、ステレオの前で目を瞑り、ビートに身体を揺らしながら過ごすのも悪くないでしょう。
アルバム『Down To Earth Vol.2 (The Standard Bap Edition)』収録。
アルバム『Down To Earth Vol.2 (The Standard Bap Edition)』収録。
ミュージシャン 岡田拓郎

1991年生まれ。東京都福生市育ち。音楽家。2012年にバンド「森は生きている」を結成。『グッド・ナイト』をリリース。2015年のバンド解散後は、ソロ・アーティストとしての活動、環境音楽の制作、即興演奏のほか、柴田聡子、優河、安部勇磨など、他のミュージシャンのプロデュースやエンジニア、演奏者として数多くの作品やライブにも参加している。ギター、ペダルスティール、シンセなどの楽器を演奏する。2022年に即興演奏の編集で構築された『Betsu No Jikan』、2025年にはLAのレーベルTemporal Driftより『The Near End, The Dark Night, The County Line』をリリース。

















![アルヴァ・アアルト コレクション プラター 25cm[W250×H15mm]¥7,700、15cm[W150×H15mm]¥4,950、センティッドキャンドル[W92×H80mm]¥11,000、イッタラ ガラスドーム[φ約160×220mm]¥28,600 (以上イッタラ) その他スタイリスト私物 *プラター25cm、15cm、キャンドルは12月10日発売予定。〈イッタラ〉の美しいデザインとともに、ハートウォーミングな時間を。2025年のホリデーギフトセレクション。 アルヴァ・アアルト コレクション プラター 25cm[W250×H15mm]¥7,700、15cm[W150×H15mm]¥4,950、センティッドキャンドル[W92×H80mm]¥11,000、イッタラ ガラスドーム[φ約160×220mm]¥28,600 (以上イッタラ) その他スタイリスト私物 *プラター25cm、15cm、キャンドルは12月10日発売予定。〈イッタラ〉の美しいデザインとともに、ハートウォーミングな時間を。2025年のホリデーギフトセレクション。](https://img.andpremium.jp/2025/12/27090338/b69203e9aabd03d11385d3e37cd9426c-300x300.jpg)










