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私とクルマ。 YOKO KURATA × MERCEDES-BENZ CLK320 Cabriolet『&Premium』2015年10月号「&CAR LIFE」より / November 11, 2019
16年の付き合い。4人目の家族。
「いま、時代とともに見た目がスタイリッシュになったり、高性能になったりとクルマが変化している中、これまで1970年代式の”ローバー ミニ”のマニュアル車や、ウッドパネルがクラシックな
”シボレー カプリスワゴン”に乗ってきたこともあり、やっぱり昔ながらのクルマのディテールに惹かれます。このクルマは’99年式ですが、少しカクカクしたボディや丸目が2つ並んだフロントフェイスがお気に入り。年式が古い分、エンジンベルトなどメンテナンス頻度の多いことが少し大変ですが、車検のたびに代車に乗って『何か違うなぁ』と思ってしまって(笑)。クセがあって、少しぐらい手がかかるクルマのほうが、愛着が湧くし、乗っていて面白いですね。週末の買い物など、主にプライベートで運転することが多いのですが、つい先日は飼っている犬のアビーも一緒に宿泊できる河口湖の温泉へ行ってきました。気付けばこのクルマに乗って16年目ですが、まだまだ手放す気はありません。これからも家族3人とこのクルマでいろんな場所へ走っていきたいですね」
倉田陽子
くらた・ようこ/フリーランスでイベント企画などを行う。アパレルブランド〈UNRIVALED〉デザイナーの夫と犬の3人暮らし。
メルセデス・ベンツ CLK320 カブリオレ
’97年にメルセデスベンツCクラスをベースとした初代CLKが登場。倉田さんの愛車は’98年より日本販売が始まったカブリオレタイプ。
photo : Tetsuya Ito
※この記事は、『&Premium』No.22 2015年10月号「&CAR LIFE」に掲載されたものです。