かつて東京・渋谷にあったワインバー『エソナ』が広島・尾道へ移転。渋谷時代の人気メニューだった惣菜を瓶詰めにしたのがミルクチョコレートレバーと鶏のタルタルの2品。「ミルクチョコレートレバーはちょっと甘めでもったりした食感がクセになるんです。鶏のタルタルはさっぱりしてるのに深い味わい」。現在は、数量限定で月に一度の不定期販売。賞味期限は製造から10日ほど。上記以外に、エビのタルタルや塗るポテサラも扱っている。同店の近所にある『パンと』は自家製酵母を使った暮らしになじむ食事パンが豊富。惣菜に合ったパンを一緒に送ってくれる。ミルクチョコレートレバー&カントリーブレッド ハーフ¥1,100。鶏のタルタル&スライス食パン¥1,100。
▶︎HOW TO ORDER 『パンと』のサイトから予約販売。瓶詰のみの販売は不可。それぞれのインスタグラムでも情報が随時UPされる。https://www.pantolife.net/
『ナッラマナム』のカレー
大阪で人気のスパイス料理『ナッラマナム』。行列の絶えない店で平日のランチタイムにしか食べられなかったバナナリーフ弁当がお取り寄せできる。いろいろな具材をバナナリーフに包み込んだオリジナルスパイス弁当は、鮎や牡蠣など、季節によって中身が変わる。ツレヅレさんが取り寄せているのは、3 種類のメイン料理や副菜、バスマティライスなどをバナナの葉で包んだセット。「冷凍便で届くので、多めに頼んでストックします。食べるときは電子レンジでチンするだけで簡単。温めることでバナナの葉で具材が蒸され、スパイシーな香りが際立ちます」。メインの食材以外に、副菜として生姜と切り干し大根のオイル漬け、小松菜のスパイス炒めなどが入っている。おまかせバナナリーフ包み弁当( 3 種)¥5,400。
▶︎HOW TO ORDER オンラインショップから。¥10,000以上で送料無料。https://shinplspice.thebase.in
『千年鮭 きっかわ』の鮭の酒びたし
新潟県村上の鮭料理には千年の歴史があり、その特徴は発酵と熟成により生まれる、この地ならではのもの。寛永3(1626)年に創業した『千年鮭 きっかわ』は、代々、防腐剤などの添加物、化学調味料、酵母エキスなどを一切使わず、一から出汁を取り、天然素材で手間暇かけた手づくりを守り続けている。塩引鮭を1 年がかりで乾燥熟成させて出来上がるのが鮭の酒びたし。冬の寒さで乾きが進み、春風にあたって旨味が醸成され、梅雨を越し、初夏を待ってようやく完熟するという逸品だ。「そのままでもおいしいのですが、昔からの風習では、食べる前にお酒をかけて食べるので〝酒びたし〞と言われているそうです」。鮭の酒びたし ( 2 枚)箱入り¥3,532。
▶︎HOW TO ORDER オンラインショップから。¥10,800以上で送料¥300(代引き手数料別途)に(除外条件あり)。https://www.murakamisake.com/
『木下酒造』の日本酒
天保13(1842)年、京都府京丹後市久美浜で創業した老舗の酒蔵。2007年からは、イギリス人のフィリップ・ハーパーが杜氏に。30年を超える酒造りの経験を基に、家付き酵母による自然仕込みの山廃や、江戸時代の製法を再現した酒など、挑戦的な酒造りを続けている。玉川は少し温度を変えて飲むと違う表情を見せるので、ロック、冷酒、常温から極端な熱燗や燗冷ましまで、さまざまに楽しみたい。「なかでもキレがある特別純米酒は海産物との相性も抜群。常温でもおいしく飲めますが、私は燗が好きです」。玉川特別純米酒 1.8ℓ ¥2,970。
▶︎HOW TO ORDER 『木下酒造』からは一般向け販売をしていないため、公式サイトに記載のある酒店をはじめ、各地の取扱店舗へ電話、ファクス、オンラインで注文。送付方法や支払いについては各取扱店舗にて確認を。https://www.sake-tamagawa.com/shoplist
『土佐野菜』の詰め合わせ
数多くある野菜ボックスからツレヅレさんが惹かれたのは「野菜の通販というよりも、むしろ田舎から送られてくるものに近い印象だったから」。それがコンセプトにもなっている土佐野菜BOXは、高知で育った力強い野菜とともに〝土佐ばあちゃんからの便り〞や柑橘王国ならではの柑橘の果汁瓶、お裾分けの野菜など、時々おまけも入っているのが嬉しい。手に入りにくい珍しい土佐野菜もあるが、おいしい食べ方がわかるレシピも同封されている。1 回の通常購入のほか定期便もあり。詰め合わせ小サイズは品目数8 ~10品。2 ~ 3 人で1 週間分くらいが目安。例:原木シイタケ、かぼちゃ、小松菜、万願寺唐辛子、土佐にら、トマト、ミニトマト、四角豆、ナス、土佐金時(サツマイモ)。土佐野菜の詰め合わせ(小)¥3,974。
▶︎HOW TO ORDER オンラインショップから。一部地域を除き全商品送料無料。https://www.tosa-yasai.com/
『柿木畜産』のハンバーグ
山形村短角牛を専門として、岩手県で繁殖、肥育、販売まで手がける『柿木畜産』。「ここの牛の魅力の一つ、赤身の味が濃厚で、噛むほどに旨味が溢れ出す感じがたまらない。次の日も胃もたれしません」。一般的に牛肉だけのハンバーグはジューシー感が足りなくなりがちだが、この短角牛肉100%で仕上げたハンバーグのたねは、2 種類の大きさの挽肉と脂の、最適なバランスを追求して開発されたもの。ゴロッとした肉の存在感と程よいジューシーさで食べ応え抜群。冷凍便で届くので、調理前に冷蔵庫でゆっくり解凍すると肉の味を損なわない。短角牛100%ハンバーグ1 個(160g)¥800。
▶︎HOW TO ORDER オンラインショップから。メールとファクスもあり。¥15,000以上で送料無料。農場作業しながらの対応のため発送まで数日かかることも。https://tankaku.thebase.in