&Taipei 台北の日用品探索
大きさも自由自在、作家もののメッシュバッグ。&Taipei 台北の日用品探索 Vol.13November 01, 2024
大きさも自由自在、作家もののメッシュバッグ。
日本人観光客に「漁師バッグ」と呼ばれ、お土産に人気のメッシュバッグ「茄芷袋(チエズーダイ)」。ナイロン製で丈夫なうえ、汚れても洗ってすぐ乾くことから、台湾では市場での買い物など、古くから日常生活に広く使われている。そんな台湾のメッシュバッグをデザイン性高く仕上げたのが、パッチワーク作家の盧(ルゥ)さんによる〝網美袋(ワンメイダイ)〞シリーズ。自分用に作ったものが好評で、さまざまな大きさや形で展開するようになり、異なる質感の生地や色を組み合わせるのが楽しくて続けているのだそう。台湾の雑貨店『神農生活』でも数種類取り扱いがあるほか、盧さんのアトリエでは全種類が展示販売されている。最近作ったのは、2層にすることで強度が上がったタイプ。一年中活躍しそうだ。
近藤 弥生子台北在住ライター
台北在住の編集・ライター。カルチャー界隈からオードリー・タンまで、生活者目線で取材し続ける。著書に『オードリー・タンの思考 IQよりも大切なこと』(ブックマン社)、『オードリー・タン母の手記「成長戦争」自分、そして世界との和解』(KADOKAWA)がある。
photo & text : Yaeko Kondo