パリジェンヌの4時のおやつ
卵と牛乳にしっかり浸して、たっぷりのバターで焼き上げる
パン・ペルデュ。【パリジェンヌの4時のおやつ】October 05, 2025
昼食も夕食も日本より遅いフランスは、おやつ時間も16時。パリジェンヌが普段食べているおやつを紹介します。
〈ガトー・エ・デュ・パン〉のパン・ペルデュ
―€3―

フランス語で「失われたパン」という意味のパン・ペルデュは、硬くなってしまったパンをもう一度蘇らせたもので、卵と牛乳にしっかり浸してたっぷりのバターで焼き上げる。古いパンを再利用するので、倹約のおやつと言われてきたが、実はカフェやレストランのデザートとして載るほどの人気の一品。バゲット、ブリオッシュ、どちらを使うかで食感も変わるが、バターが香るリッチな味のブリオッシュが断然おいしい。ピエール・エルメの元で修業をしたクレール・ダモンが展開する『ガトー・エ・デュ・パン』のものは焼きたてのブリオッシュをバニラ風味クレームブリュレ液に浸して焼き上げる。オーガニック素材で作られたスペシャル感ある味。
