モデル・小谷実由としらすのペロリな日々。
居場所について。モデル・小谷実由としらすのペロリな日々。 vol.13November 22, 2022
こだわりのある(ように見える)しらすは、日々いろんな場所を試している。
大きなクッションの上にいるときも、真ん中でドーンと座ればいいのに、端っこの、しかも斜面で丸くなる。端っこが好きなのか、クッションの窪みのベスポジがたまたま端っこだったのか。ただ、明らかに見ているこちらとしてはハマりが悪い。眠りこけて転がり落ちないか心配である。(写真1)
どうやら枠の中にいるのも好きらしい。これを書いている最中にもふと椅子の下を見ると、椅子の脚が枠のようになった部分に収まりじっとしていた。この枠の中は何かバリアで守られているような気分なんだろうか。子供の頃、ここの線からはバリアね!そこから下は溶岩だから落ちたら溶けるよ!みたいな遊びを道路の線でしていたけど、猫もそういうのあるのかしら。なんだか雨宿りをしているみたいな感じにも見えて風情があるような気もしてくる。(写真2)
そして別の日には、お気に入りスポットのソファの下から上半身だけが出ていた。しかも、身体は起き上がっているのに顔は寝ている…!ソファの上にかけていた布が身体にかぶさって落ち着いちゃったのだろうか。正真正銘の猫のうたた寝を見た瞬間だった。またまた別の日。今度は天気が良い日によく行く窓際で。窓際が気持ち良いのはわかる。でも、思い切りカーテンが顔に当たっている。それでもお構いなしに舌も相変わらず調子良く出たまま、スヤスヤと眠っていた。(写真3、4)
こだわり猫なので当然のことだけど、同居人が作る居心地の良さそうな場所はあまり気に入らない。冬が近付くとヒーター付きの毛布などを準備してみるけど、もちろんなかなか簡単には使ってくれない。ただ、今年はソファになんでもない普通の毛布を敷いてみたら、よくそこにいてくれるようになった。まぁまぁ気に入ってる感じだ。同居人としてはこの事実であと5年は満足である。(写真5)