Good for Me. 編集部が出合ったベターライフ。
編集者の夏休み旅行日記。スリランカでフルーツ天国のマーケットに魅せられて。November 16, 2024
おいしいフルーツ、美しい自然に動物。何度でも訪れたいスリランカ。
早朝の成田空港から飛行機に乗ること約8時間、バンダラナイケ空港に到着。海外の空港に着いたときの空気って、何度吸ってもおいしくないですか。そう、ここはインド南部のインド洋に浮かぶ島国、スリランカ! 9月半ば、ちょっと遅めの私の夏休みがスタートしました。編集部が見つけたベターライフを紹介する本連載。私は、数回に渡って、夏休みに行ったスリランカでの景色をお届けしたいと思います。
今年の夏休み、絶対に海外に行くぞと意気込みながらも行き先に悩んでいたとき「そういえばスリランカは....?」とふと思いついて、姉と二人ですぐ実行。6泊と長旅な上に、あちこちエリアを大移動する予定だったので、現地のツアー会社にドライバーさんを依頼。(空港からすぐの首都コロンボ、中部のキャンディを経て、紅茶畑の中を走るスリランカ鉄道に乗り、標高2000m近くあるヌワラエリアへ。南部の海辺に近いゴールから、またコロンボに戻って帰国というプラン)おかげで、かなり快適に、現地の人しか行かないような食堂にも連れて行ってもらえました。ちなみにスリランカの公用語は3つ。シンハラ語とタミル語と、英語です。ホテルなどでも基本、英語でやりとりができれば大丈夫。
旅先として真っ先に選ぶ人は少ないかもしれませんが、おいしい食事(主にカレー)、フルーツ、豊かな自然、可愛い小物雑貨、建築、アーユルヴェーダなどなど、魅力がたっぷり詰まった国なのです。もしいま、「海外どこ行こうかな〜」と考えている人がいたら、ぜひおすすめしたいです。今回は街中で出合ったフルーツついて、紹介します。
ふだんおいしいフルーツって、ちょっとしたご褒美に買う(巨峰とかシャインマスカットとか)位置付けだったのですが、スリランカに来て一番幸せだったのが、フルーツ天国だったこと。まずスーパーでの種類の多さに大興奮し、ホテルのビュッフェも選び放題。マンゴスチン、パッションフルーツ、マンゴー、レッドバナナ、ドラゴンフルーツ、スターフルーツ......。キャンディーのセントラルマーケットや、旧ゴール市街地の市場では心ゆくまで食べ歩きを楽しみました。
マーケットには、フルーツだけじゃなく野菜も豊富で、飲食店の人が大きな袋をかかえて大量に買い込む姿に「海外に来た感じがする!」と終始ワクワク。スリランカは、コロナ禍以降、日本人の観光客が減っているそうで、私たち日本人が地元の人ばかりのマーケットにいるのが珍しいのか、目が合うたびに笑顔で手を振ってくれました。特に子どもたちに人気で、なぜか一緒に写真を撮ってと頼まれたりも。ちょっとした有名人になった気分。
初めまして、キングココナッツ。
突然道中でドライバーさんから「キングココナッツって飲みたい?」と聞かれて、よくわからないまま頷いて、降車。するとさっそくお店の人が素早い手つきで木から実をもぎ取り、ストローを挿してジュースを飲ませてくれました。甘すぎず、これぞ天然果汁100%という感じで、とてもおいしかった。飲み終わるとすぐに真っ二つに切ってくれて、ヘタの部分をスプーンにして、中の実を急いで食べて!と言われました。こちらは杏仁豆腐みたいな食感。とにかく体にいいようで、ちょっと浄化された気分になりました。
毎日フルーツをたくさん摂取していたから、とにかく肌の調子がよくて、それも嬉しいポイントでした。ぜひ新鮮なマーケットのフルーツをその場で食べることをおすすめしたいです。最後におまけで、野生のゾウと、サルの話を。スリランカは雄大な自然があり、歩いているだけで動物にたくさん出合えます。サファリ近くをドライブしていたら、野生のゾウに遭遇しました。なが〜い牙にびっくりしましたが、とても小ぶりで、大人しく、どこか人慣れしている印象でした。
さて、次回はスリランカで泊まったホテルについて、綴ってみようと思います。かの有名な建築家、ジェフェリー・バワが手がけたホテルなど、本当にどこも素晴らしかったです。お楽しみに。
編集部員によるリレー連載「Good for Me. 編集部が出合ったベターライフ」がスタートしました。ファッションや日用品、おいしいおやつ、旅先で見つけたもの…など、時には極めて私的な視点でお届けする編集部員のオススメはこちらから。
編集HEditor
『&Premium』に在籍して5年ほど。服も小物もとにかく異国情緒なものが好きで、自宅のインテリアはアジアンテイスト。1/4沖縄の血が入っていて、おチビのころ、台北に住んでいました。中国語は勉強し直しています。旅行とポテチが好き。