あんこときなこの目利きが選んだ、47 都道府県のおいしいお取り寄せ。

日光東照宮の彫刻をモチーフにしたユニークな人形焼。栃木・日光『日光人形焼 みしまや』の「人形焼」。April 01, 2024

あんこときなこをこよなく愛する3人の目利きが選んだ、お取り寄せしてでも食べたくなるご当地おやつ。毎日ひとつずつ、合計66点の名品の数々を紹介します。

栃木・日光『日光人形焼 みしまや』の「人形焼」
栃木・日光『日光人形焼 みしまや』の「人形焼」

日光東照宮の彫刻をモチーフにしたユニークな人形焼。

"三猿(見ざる・言わざる・聞かざる)"や"眠り猫"など日光の代表的彫刻が人形焼きに。北海道産小豆「しゅまり」を超大粒の鬼ザラ糖で炊き、カステラ生地には北海道産小麦や栃木県産「磨宝卵(まほうらん)」、もち米飴など隅々まで厳選材料を使用。美術大学で彫刻を専攻した店主が製作した型の精巧さも大きな魅力。「『しゅまり』で作る自家製こし餡が美味。お猿の背中の丸さ加減など、造形も美しい」(畑)。賞味期限は常温保存で3日。1箱7個入り¥1,600。▷注文はオンラインショップから。栃木県日光市石屋町440 ☎0288‒54‒0488 9:00~17:00 木休 公式HPではなく、「くるたび日光」 https://www.kurutabi.jpから注文可。


あんこときなこをこよなく愛する、目利き3名。

梅田なお実 Naomi Umeda 和菓子ライフプロデューサー・デザイナー

「毎日が和菓子日和」主宰。幼い頃、母のおはぎに魅せられて以来の筋金入りのあんこ好き。47都道府県のローカル和菓子を訪ね、その魅力を発信するイラストコラム執筆、和菓子と人をつなぐイベントプロデュースなどを行う。

高 由貴子 Yukiko Ko 和菓子ジャーナリスト

スタイリスト、編集者を経たのち、和菓子好きが高じてあんころりん名義で開設したブログが人気となり、『東京いとしの和菓子─あんころりんのおやつめぐり』(ソニー・マガジンズ)発売。至高のおやつは杵つきのつぶ餡豆大福。

畑 主税 Chikara Hata 『髙島屋』和菓子バイヤー

『髙島屋』全店の和菓子売り場を担当し、47都道府県の和菓子店に精通する敏腕バイヤー。名店の若旦那たちが集う恒例イベント「旅する和菓子」が『新宿髙島屋』で2024年2月15日(木)~19日(月)に開催された。きなこ愛も深し。

illustration : Tomoko Kuboi text : Yoko Fujimori (part of Hata), Yuko Saito (part of Ko), Mutsumi Hidaka (part of Umeda)
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