NICHIYOHIN 暮らしを豊かにする道具。
『だいどこ道具ツチキリ』店主が選ぶ、愛嬌のよさと実用を兼ねる料理道具。Life with Lovely Things 01 / July 02, 2021
愛おしいものに囲まれた暮らしを訪ねた&Premium No. 92「部屋に、美しいもの、かわいいものを」特集。オブジェや雑貨はもちろん、毎日の生活で頼りになる日用品も取り上げています。ここでは本誌より、『だいどこ道具ツチキリ』店主の土切敬子さんの選ぶ「美しく、かわいく、それでいて使い勝手もいい日用品」を紹介。日用品のデザインがよいと、暮らしの風景が美しくなります。
おいしい料理に導く、愛嬌のある道具たち。
持ちやすい、手入れがしやすい、料理が楽しくなる。そんな台所道具を豊富に揃えた店を営む土切敬子さん。「台所用品って機能面に寄りがちですが、やっぱり見た目は大切。そのほうが気持ちよく料理できるから。シンプルな道具だけだとおもしろくないので、私はどこか愛嬌のあるものも選びたい。道具は買ったら終わりじゃなく、アップデートしていくことも大事で、”こういうものがあったら”と理想を思い描いて探しています。地方の作り手や工場に直接問い合わせすることも。自分のお気に入りを増やしていくのが楽しいんですよね」
photo : Jun Nakagawa text : Mariko Uramoto
※『&Premium』No. 92 2021年8月号「部屋に、美しいもの、かわいいものを」より。
『だいどこ道具ツチキリ』店主 土切敬子
テキスタイルのデザイン、食品関連のアートディレクターとして活躍後、2017年に井の頭公園近くにある自宅を改装し、『だいどこ道具ツチキリ』をオープン。ショップにキッチンが併設され、道具の経年変化もわかる。