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居所によって、眺めが変わる楽しみを。50平米のふたり暮らし。March 23, 2026

古い、狭いをポジティブに捉え、豊かな暮らしを追求する人々を訪ねた&Premium147号(2026年3月号)「部屋を心地よく、整える」より、安達 功さん、亜桜衣さんの住まいを紹介します。

居所によって、眺めが変わる楽しみを。50平米のふたり暮らし。ベッドルーム。「寝るときだけ扉を閉め、それ以外は開けて空間に奥行きを持たせるようにしています」と功さん。 | ベッドルーム。「寝るときだけ扉を閉め、それ以外は開けて空間に奥行きを持たせるようにしています」と功さん。
ベッドルーム。「寝るときだけ扉を閉め、それ以外は開けて空間に奥行きを持たせるようにしています」と功さん。
居所によって、眺めが変わる楽しみを。50平米のふたり暮らし。明るく開放的なガラス窓の玄関。風通しも確保できる。葉形がユニークな植物を取り揃えてさりげなく空間を飾った。 | 明るく開放的なガラス窓の玄関。風通しも確保できる。葉形がユニークな植物を取り揃えてさりげなく空間を飾った。
明るく開放的なガラス窓の玄関。風通しも確保できる。葉形がユニークな植物を取り揃えてさりげなく空間を飾った。
居所によって、眺めが変わる楽しみを。50平米のふたり暮らし。部屋の中を歩いているときにも窓の外が見える。ソファで読書する際に、光が手元に降り注ぐ。 | 部屋の中を歩いているときにも窓の外が見える。ソファで読書する際に、光が手元に降り注ぐ。
部屋の中を歩いているときにも窓の外が見える。ソファで読書する際に、光が手元に降り注ぐ。
居所によって、眺めが変わる楽しみを。50平米のふたり暮らし。収納棚をいくつか置いて2人分の衣類や小物、書類などをまとめた部屋。右奥のコーナーは亜桜衣さんの仕事部屋に。 | 収納棚をいくつか置いて2人分の衣類や小物、書類などをまとめた部屋。右奥のコーナーは亜桜衣さんの仕事部屋に。
収納棚をいくつか置いて2人分の衣類や小物、書類などをまとめた部屋。右奥のコーナーは亜桜衣さんの仕事部屋に。

 共用廊下やエントランスがなく、独立した玄関とテラスを通って家に入るスタイルの安達さんの暮らす集合住宅。賃貸物件とは思えない建築士による細部にこだわったデザインが、50㎡という数字から想像する空間のイメージを洗練されたものに引き上げている。新築の2LDKの住まいに目を留めたのは、功さんだ。

「柱と梁が一体化した十字のデザインがいいな、と。キッチンとリビング、寝室や収納スペースを明確に分けて使えるところが魅力的。インテリアはミッドセンチュリーモダンをイメージして、ヴィンテージと新しいものを交ぜて、僕と妻が好きなトーンにまとめています」

 ものを購入する際、しっかり吟味するのが、功さんのマナーだ。

「まずはバーッと調べてその中にひとつ抜きんでていいと思ったものがあっても、いったん保留に。さらにもう1回リサーチして2トップぐらいに決めて、最終的に自分の家にはどちらが合うか作戦会議。一目惚れで買い物することもあるけど、慎重に選ぶことのほうが多いですね」

居所によって、眺めが変わる楽しみを。50平米のふたり暮らし。キッチンはマットな磁器質タイル。気に入って集めている現代作家のマグカップを並べて愛でている。スチールラックには高機能電動グラインダーなどを。
キッチンはマットな磁器質タイル。気に入って集めている現代作家のマグカップを並べて愛でている。スチールラックには高機能電動グラインダーなどを。

 家に迎え入れたものをあるべき場所に収めて、整える。例えば、梁のレールに丸いフォルムの照明を取り付け、ダイニングテーブルまわりのアクセントにした。さらに、部屋のコーナーには、細身のラインが美しいフロアランプを置き、ソファサイドの景色に遊びを加えている。

「大きめなプロダクトは、形がユニークなもので印象づけています」

 家にいる時間を愛する亜桜衣さんは、「3.2mの天井の高さが心地よいし、いろんな居所があることで気分が変わるのが嬉しい」と微笑む。壁面に設けられた高窓からは空や雲の流れが見え、他の部屋の窓から届く光が、空間を美しく見せていた。

居所によって、眺めが変わる楽しみを。50平米のふたり暮らし。梁の上に0.5層の余白をつくり、ロフト空間に。スーツケースなど嵩張るものを置いた。テラスも1mあり、外でお茶することも。
梁の上に0.5層の余白をつくり、ロフト空間に。スーツケースなど嵩張るものを置いた。テラスも1mあり、外でお茶することも。
居所によって、眺めが変わる楽しみを。50平米のふたり暮らし。居所によって、眺めが変わる楽しみを。50平米のふたり暮らし。

安達 功、安達亜桜衣プロダクトの魅力や日常を伝える暮らし家、デザイナー

功さんは、Instagramでものの魅力や生活を発信。亜桜衣さんは〈Goodmood〉を主宰。「ご機嫌になるもの」をテーマにものづくりに励む。

instagram.com/kurashimono

photo : Takeshi Abe edit & text : Seika Yajima

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