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Nichiyohin

No. 261 / February 19, 2020 骨董王子・郷古隆洋の日用品案内。
カイ・ボイスンのボウル

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デンマークのデザイナーであるカイ・ボイスンが1950年代に作り上げたボウルは、スタッキングできるように高台に溝をしつらえた珍しいデザイン。良質なチーク材をタイから輸入し、デンマークの腕利きの職人によって作られていました。算盤の玉のような形の加工は、容易な作業ではなかったことが想像できますし、なだらかな木目が美しく、見ているだけで飽きません。また、空間を縦に使うことができるので、場所を取らずにたっぷり収納できるのも魅力。触れば触るほど経年変化で味が出るのも、木製雑貨ならではの楽しさですね。

photo:Naoki Seo
郷古隆洋
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郷古隆洋

ユナイテッドアローズ、ランドスケーププロダクツを経て2010年に Swimsuit Department を設立。輸入代理店をはじめ、世界各国で買い付けたヴィンテージ雑貨などを販売する「BATHHOUSE」を運営するほか、店舗のインテリアコーディネートやディスプレーなども手がける。2015年9月には、日本で初の開催となるモダニズムショーを主宰した。→ swimsuit-department.com