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Nichiyohin

No. 226 / March 20, 2019 骨董王子・郷古隆洋の日用品案内。
アメリカのこけし型キャニスター

2019-3-3

日本人なら一目でわかる「こけし」がモチーフになった陶器製のキャニスターは1960年代の製品。ケンジ・フジタという日本人デザイナーによるもので、日本で生産されたのちにアメリカの〈Freeman Lederman〉によって輸出されていた、食器具シリーズのひとつです。あまり見慣れない商品ですが、日本の白磁の生産力と技術がうまく活かされていて、当時は相当な数の白磁器が輸出されていたようです。こんな可愛らしい形をしたキャニスターには、飴玉などのお菓子を入れてみたくなりますね。

Photo:Naoki Seo
郷古隆洋
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郷古隆洋

ユナイテッドアローズ、ランドスケーププロダクツを経て2010年に Swimsuit Department を設立。輸入代理店をはじめ、世界各国で買い付けたヴィンテージ雑貨などを販売する「BATHHOUSE」を運営するほか、店舗のインテリアコーディネートやディスプレーなども手がける。2015年9月には、日本で初の開催となるモダニズムショーを主宰した。→ swimsuit-department.com