Culture

『木と根』林七緒美さんが調度の楽しみを記した、
『ひとり時、円居時 暮らしに寄り添う 器と道具』が発売。京都の名物ライフスタイルショップ店主による、待望の初著。 / May 20, 2020

ひとり時、円居時 暮らしに寄り添う 器と道具

大勢で、ひとりで。
シチュエーション別に綴る器と道具の慈しみ方。

作家もの、古物に関わらず上質な日用品が揃う、京都のライフスタイルショップ『木と根』。その目利きである著者が、自宅で愛用している器と道具を、実際に使用する様子とともに紹介する書籍「ひとり時、円居時 暮らしに寄り添う 器と道具」(KADOKAWA)が発売。家族や友人と食卓を囲む「円居時」と自分だけの時間を過ごす「ひとり時」、それぞれのシチュエーションで愛用する調度品について、使い勝手や作家とのエピソードを記した。器、キッチン道具、茶道具、花器など、暮らしの中のあらゆるシーンにわたって愛用品を紹介。ほか、「カゴとザル」や「香り」、「器のコーディネート」といったテーマで、著者の暮らしを切り取ったコラムも収録。自宅での時間を豊かにするヒントが詰まった一冊だ。

器や鍋からヘラ、ザルまで、食卓に並ぶ道具をすみずみまで紹介。 photo:Taro Hirano
器や鍋からヘラ、ザルまで、食卓に並ぶ道具をすみずみまで紹介。 photo:Taro Hirano
餃子を並べたのは山口和宏の木のトレイ(右)と、伊藤聡信の八角陶器皿(左)。 photo:Taro Hirano
餃子を並べたのは山口和宏の木のトレイ(右)と、伊藤聡信の八角陶器皿(左)。 photo:Taro Hirano
伊藤聡信の印判の平丸皿。風合いのある柄がおでんを引き立てる。 photo:Taro Hirano
伊藤聡信の印判の平丸皿。風合いのある柄がおでんを引き立てる。 photo:Taro Hirano
キッチン道具も収録。〈鳥井金網工芸〉の手網の水切りかごは佇まいがとにかく美しい。
キッチン道具も収録。〈鳥井金網工芸〉の手網の水切りかごは佇まいがとにかく美しい。
花と器を使ったひとり遊びについて。田中茂雄の焼き〆壺にはフランス古物のフォールディングチェアを合わせた。
花と器を使ったひとり遊びについて。田中茂雄の焼き〆壺にはフランス古物のフォールディングチェアを合わせた。
林さんが集めた24種のれんげとサーバーがずらりと並ぶコラムページ。
林さんが集めた24種のれんげとサーバーがずらりと並ぶコラムページ。

BOOK INFORMATION

ひとり時、円居時 暮らしに寄り添う 器と道具

著:林 七緒美
出版社:KADOKAWA
発売日:2020年5月20日
定価:1,400円

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