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『&Premium』No. 73 2020年1月号より立ち読み / November 20, 2019 モデル・佐藤栞里さんの大切にしている「ありがとう」は?

『&Premium』No.73 2020年1月号の特集は、「ありがとう、の習慣は素敵です」。
ドラマ、映画、漫画、小説、スポーツ……の「ありがとう」の名シーンや、夏目漱石、林芙美子、向田邦子の感謝の手紙、贈り物上手たちの心遣いやマナー、贈り物に精通するプレスが選ぶ手土産など、感謝と贈り物の本質を考える特集です。
その中で、芦田愛菜さんや三浦しをんさんなど、それぞれの世界で活躍する17人に聞いた、大切にしている「ありがとう」の話。
ここでは、モデル・佐藤栞里さんのエピソードをご紹介します。

「ありがとう」とみんなに残らず伝えられている。
そのことが、私の唯一の自信です。

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街でファンの方から、「いつもありがとう」と言われ、「初対面の人から感謝されるような仕事をさせてもらっているんだ!と、私からの『ありがとう』も止まりませんでした」
 

「ありがとう」ってよく口にしてるよね、と言われます。スタッフさんが何かしてくれるたびにお礼を言い合って、メイクルームが「ありがとう」の大合唱になることも。実は、「言いすぎてしつこいかな? 逆に伝わらなくなってしまうかな?」と思って、控えようとしたこともありました。ニュアンスを変えて「どうもー」なんて言ってみたり、次は英語で「サンキュー」とか(笑)。でも、「ありがとう」って言い換えられないんですよね。例えば「おいしい」ならいろいろと別の表現ができるけれど、「ありがとう」を他の言葉で伝えようとすると、足りないか、すごく長くなっちゃうんです。それに私自身「ありがとう」と言われて嫌な気持ちになったことが一度もない。控える必要なんてなくて、日常に絶対に欠かせない言葉なんだ。そう実感して、それからは惜しみなく口にしています。身の回りの人たちがいなければ、今ここに立っていられないし、日常を送れない。そんな私にとって、「ありがとう」のない世界は考えられません。だから改めて考えると、私には「言いそびれているありがとう」が”ない”ことだけは、はっきり言えます。「ありがとう」って、みんなに残らず言えている! それは、普段いまいち自分に自信を持てない私が、唯一胸を張って言えることなんです。

 

佐藤栞里 モデル
Shiori Sato

1990年新潟県生まれ。女性誌『MORE』『Sweet』をはじめ、CMでも活躍。また『王様のブランチ』『ヒルナンデス!』など数々のバラエティ番組にレギュラー出演中。

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photo:Takashi Ehara text:Azumi Kubota