& TRIED IT オモムロニ。さんが使ってわかった これ、ここがいいよね。
オモムロニ。さんが、今月試してみたもの〈ZOOM〉の筆記具
〈ITOKI〉のオフィスチェアApril 02, 2024
話題のアイテムは次々と出てくるけれど、気になるのはその実力。そこで、自ら使って納得したものしか選ばないオモムロニ。さんが、暮らしのなかで、じっくり試してわかったことをレポートする連載。今回は、新生活を充実させてくれるアイテムを紹介します。
1. L2 & C1 & L1 _ ZOOM
本体の軸色はC1が3色、L1とL2は6色と各種カラバリが豊富。「手紙を書いたり、メモを取ったり、様々なシーンで使い分けられます。黒でマットにまとめても素敵ですが、各種明るめの色みも揃っていて、選ぶのが楽しい。ボックスに入っているので、ギフトとしてもバッチリですね」。左からL1¥4,400、L2¥3,520、C1¥7,700(以上トンボ鉛筆 0120−834198)
「ノック部分が浮いてる? ひと味違う文房具」
1986年から続くデザイン筆記具〈ズーム〉のリブランディングで登場した3種の文具。左からL2、C1、L1。C1とL2はシャープペンシル、油性ボールペン、L1は水性ゲルボールペンが揃う。「どれもスタイリッシュで惹かれましたが、ノック部分が浮いているように見えるC1は、どうなっているの!?と興味が湧きました。ジュラルミン素材の程よい重さが心地よく、安定感があって書き味もなめらか。そして、使って一番感動したのはL1。ペンが紙に触れた瞬間から気持ちよく色がのるんです。使いやすさが評判のL2のノック部分は『!』マークのようで、フォルムにもさりげない遊び心があって面白い」
2. vertebra 03 WOOD _ ITOKI
座面は写真のファブリックのほか、木目も選べる。木目はブラックなど全3色、ボディはペールオリーブほか4色。4本脚タイプもあり。「色の組み合わせを考えるのも楽しそう。肘掛けの先端を回転させると座面の上げ下げができて、直感的に使えるのも心地よい」。キャスター付き5本脚 W560×D515×H775〜890(SH425〜540)㎜ ¥143,330〜(イトーキ 0120−164177)
「こんな木製のオフィスチェア、待っていた!」
初代は1981年発表のバーテブラ。2019年にデザイナー柴田文江によりvertebra 03として生まれ変わり、このたび〈カリモク家具〉監修のもと、木の温もりを生かしたvertebra 03 WOODが登場。「深いグリーンが新鮮。座面とボディ、背もたれの木のトーンが絶妙で、リビングや寝室に置いても、想像以上にインテリアに馴染む。背面から見たときにも、抜けがあって、名作チェアと並んでも遜色ない美しいフォルムです。機能面はさすが〈イトーキ〉製。バーテブラ(=脊椎)の名の通り、背中と腰まわりにフィットして、意識せずとも自然と背骨が立つ感覚です。ダイニングチェアにもいいです」
photo : Satoshi Yamaguchi illustration : Shapre
*アンドプレミアム 2024年5月号より