& TRIED IT オモムロニ。さんが使ってわかった これ、ここがいいよね。
オモムロニ。さんが、今月試してみたもの〈オーディオテクニカ〉のレコードプレーヤー
〈ニコン〉ミラーレスカメラFebruary 06, 2024
話題のアイテムは次々と出てくるけれど、気になるのはその実力。そこで、自ら使って納得したものしか選ばないオモムロニ。さんが、暮らしのなかで、じっくり試してわかったことをレポートする連載。今回は、音楽と写真をもっと身近に感じられるアイテムです。
1. Sound Burger AT-SB727_Audio-Technica
本体をパカッと開いて、レコードを挟む仕様。「レトロな昭和感と、今どきの最新機能の絶妙な組み合わせ。使うときだけさっと取り出せるから手軽だし、置いてあるだけでインテリアのアクセントにもなりそう」。写真のホワイトはオンライン限定。イエローとブラックもあり。W10×D29×H7㎝ 0.9㎏ ¥23,980*編集部調べ(オーディオテクニカ 0120−773−417)
「懐かしのレコードを、持ち運んで味わえちゃう」
1982年発売のレコードプレーヤー「サウンドバーガー」が2022年に限定復刻。好評につき定番モデルが登場。「当時を知る人は"あぁこれ!"となるし、知らない世代も’80sレトロな見た目に惹かれそう。けど機能は令和。Bluetooth接続でヘッドホンやスピーカーで楽しめる。LP盤を聴いてみたら、サブスクでも同じ曲を聴けるのに、特有のあたたかみがあって、針を落とした瞬間のボッていう音や曲間の微妙な余韻など、やっぱりレコードじゃないと味わえないなと。USB充電ができるし、コードレスで持ち運べて、置き場所にも困らず、たまにレコードを聴きたい派の人にもぴったりですね」
2. Mirrorless Camera Z f _ Nikon
「タッチパネルだけだと細かい操作が面倒で、結局同じ設定のままということが多かったのですが、ダイヤルは操作が限られているから、逆に便利に感じました。最近は縦で撮る機会も増えましたが、重さとグリップがちょうどよく、安定していました」。本体W14.4×D4.9×H10.3㎝ 710g 40㎜レンズとセットで¥331,100*編集部調べ(ニコン ☎0570−02−8000)
「名作の美しさが最新機能と一緒に帰ってきた!」
「とにかく美しい。程よい重量感はあるものの、直線的なフォルムで厚みや圧迫感がなく、レンズを装着した姿は想像よりコンパクト。フィルムカメラの名作と名高い『Nikon FM2』を踏襲した上部のダイヤルが特徴的で、特に使いやすいのが、白黒/カラー/動画の切り替えダイヤル。同じ被写体を撮り分けたり、設定を変えながらの自撮りやvlog動画撮影もスムーズ。愛猫の瞳まで認識して、面白い表情を捉えてくれました。何より、この懐かしいデザイン、使いやすい最新機能、コンパクトさがありながらフルサイズ機ということ。サッと撮った写真にこそ違いが出るなとワクワクしました」
photo : Satoshi Yamaguchi illustration : Shapre
*アンドプレミアム 2024年3月号より