&Taipei 台北の日用品探索

折りたためて便利、児童用の学習机。&Taipei 台北の日用品探索 Vol.20November 08, 2024

写真は私物で縦横60㎝、高さ45㎝。大人なら片手で持ち運べる軽さ。折りたためて便利、児童用の学習机。&Taipei 台北の日用品探索 Vol.20
写真は私物で縦横60㎝、高さ45㎝。大人なら片手で持ち運べる軽さ。

折りたためて便利、児童用の学習机。

台湾各地でよく見かける昔ながらの児童用学習机は、台湾版ひらがなとも呼ばれる発音記号「注音符號(ジューインフーハオ)」、数字やアルファベットなどがプリントされているのが特徴だ。幼稚園児から小学校低学年くらいの子どもの身長に適した低めの机で、折りたためば自立するので場所を取らない。表面にはコーティング加工が施され、飲み物をこぼしたり、お絵描きや粘土遊びなどをしたりしても汚れにくいという、なかなかの優れもの。取扱店が次第に減ってきてはいるが、実用的なうえに価格が数百元とリーズナブルなので、個人的には応援したい。写真は私物で、パンダの絵や九九掛け算が掲載されている。絵柄やサイズは物によって少しずつ異なり、主に家具店などで販売されている。

加得家具チアダーチアチュィ

MRT古亭駅近くの南昌路家具街にある小型家具店『加得家具』(台北市中正區南昌路二段6號 ☎02‒2393‒6367)にも350元程度で少量取り扱いあり。

近藤弥生子

近藤 弥生子台北在住ライター

台北在住の編集・ライター。カルチャー界隈からオードリー・タンまで、生活者目線で取材し続ける。著書に『オードリー・タンの思考 IQよりも大切なこと』(ブックマン社)、『オードリー・タン母の手記「成長戦争」自分、そして世界との和解』(KADOKAWA)がある。

yaephone.com

photo & text : Yaeko Kondo

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