&Taipei 台北の日用品探索
台湾の風景を映し出す、ファブリックアイテム。&Taipei 台北の日用品探索 Vol.07October 26, 2024
台湾の風景を映し出す、ファブリックアイテム。
コロナ禍を経て自宅で過ごす時間が増えたことをきっかけに、インテリア人気が右肩上がりの台湾。台湾各都市の風景からパターンをデザインするテキスタイルブランド〈減簡手制〉もそうしたニーズを受け、人気のバッグや小物類に加えてクッションカバーなどのファブリックアイテムを拡充。特に好評なのが100%コットンで作られたティッシュケースで、持ち手付きで縦にも横にも吊り下げできるほか、バッグや弁当袋としても利用できて機能的。マスタードイエローと紺色の手描きラインが印象的な写真のパターンは同ブランドのシグネチャーで、街中でよく見かけるトタン屋根にインスピレーションを受けてデザインされたもの。置くだけで台湾の風が吹いてくるようだ。
近藤 弥生子台北在住ライター
台北在住の編集・ライター。カルチャー界隈からオードリー・タンまで、生活者目線で取材し続ける。著書に『オードリー・タンの思考 IQよりも大切なこと』(ブックマン社)、『オードリー・タン母の手記「成長戦争」自分、そして世界との和解』(KADOKAWA)がある。
photo & text : Yaeko Kondo