〈ピンタレスト〉でかなえる、ベターライフのアイデア。
③ウォールシェルフで整える/大谷優依さんJanuary 10, 2023 /〔PR〕
スペースを有効利用しつつ、美しく収める。
世界中のビジュアルから出合った、壁面収納のアイデア。
暮らしを豊かにする様々なアイデアが見つかるビジュアル探索プラットフォーム〈ピンタレスト〉。
今回は以前より〈ピンタレスト〉を利用してきたインテリアスタイリストの大谷優依さんに、
見つけたビジュアルをもとに、ウォールシェルフのアイデアを実現してもらった。
サービスが開始された頃から、10年以上〈ピンタレスト〉を使っている大谷さん。「〈ピンタレスト〉大好き!」と話す彼女のプロフィールを覗くと、“kitchen”や“bathroom”、“color interior”とボード別にピン(保存)をした、3000個以上のアイデアが並んでいる。「使い始めた頃はデザイナーとして働いていて。それまでは洋書や雑誌をスキャンしてイメージづくりをすることが多かったのですが、〈ピンタレスト〉に出合ってからは自宅の棚が参考資料でいっぱいになることもなく、スマートフォンひとつにアイデアをたくさん集めることができて、とても便利だと思いました。使い続けて今も、仕事のヒントとなるアイデア探しを常に行っています」
今回、大谷さんにはシチュエーション別のウォールシェルフのアイデアを3つ提案してもらった。暮らしの各シーンで活躍するウォールシェルフのスタイリングとともに、実際に参考にしたアイデアボードを紹介する。
アイデア① ダイニングを整える。
「最初に“wall shelf”というキーワードを使ってビジュアル検索したときに、暮らしのそれぞれのシーンで活躍するシェルフのピンがたくさん出てきました。シェルフは設置される場所ごとに使い方が異なるインテリアなので、シチュエーション別でアイデアを提案しようと。そのひとつがダイニング。〈ピンタレスト〉を長年使っているので、都度キーワードを打ち込んで検索をかけるというよりは、ボードにまとめている自分のピンやホームフィードに出てきたピンをたどると、探していたアイデアに出合いやすいんです」と、大谷さん。
〈ピンタレスト〉では、気に入ったピンのタップや保存をすればするほど、ホームフィードに自分好みのピンが表示される仕組みになっている。「検索では見つけられないようなピンや、こういうの探していたんだよね!と思うピンが並んで、フィードを眺めるたびに発見があります」
今回は、ダイニングテーブルとシェルフとを組み合わせてコーディネートされたピンを参考に、新たなアイデアを提案してくれた。「ダイニングなので、テーブルの後ろにある棚を想定したスタイリングに。近い色のアイテムで揃えることで統一感を出せるので、ピンクの壁に対して赤いりんごや茶色の漆の椀を合わせてみました。シェルフには食器類も多く収めていますが、漆や竹など素材の違いも意識しています」
ちなみに、ピンクの壁も〈ピンタレスト〉からイメージを膨らませて採用したという。「同じようなピンクの壁にウォールシェルフが掛かったピンを見つけて、その色をイメージして壁紙をピンクにしました。以前、壁紙をプロデュースしたことがあるのですが、そのときには〈ピンタレスト〉にあったテキスタイルやカラーチップを参考にしましたね。ゼロからイチを考えるというよりは、何かからヒントを得て自分なりのアイデアを広げていくことが多いので、〈ピンタレスト〉は私にぴったりのツールです」
アイデア② キッチンを整える。
2つ目に提案してくれたのは、キッチンでのアイデア。「自分が以前保存したピンから関連したピンをたどっているときに、グラスやパンを吊り下げている美しいビジュアルを見つけて。アイテムだけでなく、アングルや構図もピンを参考にしています。選んだのは、スウェーデンを代表する〈ストリング〉の定番シェルフの新作キット。ピン(保存)したアイデアを参考に、このシェルフのサイズに合わせて、食器やパンなどを美しく見えるボリュームに調整しました」
大谷さんは〈ピンタレスト〉でアイデアを集めるだけでなく、自分の作品でもピンを作成している。「スタイリストになりたての頃にピクニックをイメージした作品をアップして、海外の方から『村のピクニックイベント用のフライヤーの写真として使わせてもらいたい』と連絡をいただいたことがあって。自分のアイデアをピン(保存)してくれる人がいたり、作品に対して『可愛いね』といった反応もあったりして、嬉しかったですね」。〈ピンタレスト〉アプリ中央の「+」マークを押せば、ピンやボードを誰でも簡単に作成可能。自身の作品を集めたポートフォリオとして利用することもできるのだ。
アイデア③ 掃除道具を整える。
「シェルフにブラシを引っ掛けているピンを見つけて、『なるほど!』と思いました」と、大谷さんが3つ目に提案してくれたのは、掃除道具を収納するアイデア。モノを吊るすだけでなく、ブラシを掛けるフックとして6連ラックを活用。「ラック自体はよくある形ですが、上手に使っているピンをたくさん見つけました。ブラシの収納方法をはじめ、新たなアイデアも自分の中に加わりましたね。長く〈ピンタレスト〉を使っているからか、ふと『いつかこんなアイデアを使った仕事ができたらいいな』とピン(保存)をしたアイデアが、1、2年後に生きることもあるんです」
最後に、大谷さんは便利な使い方も教えてくれた。「一緒に仕事をするデザイナーや制作会社の方とアイデアを擦り合わせるとき、もし相手も〈ピンタレスト〉を使っていたら、共同ボードを作ってお互いにアイデアやアイテムのイメージを追加できますよね。共有したピンを見れば意思疎通がしやすいので、仕事もスムーズに進むと思います。ほかにも『この照明を買いたいけれどイメージがつかめないから踏み切れない』と相談を受けたときに、その照明の名前で検索をしてコーディネートされたピンを見せたことがあって。相談してくれた方はそのアイデアを見て購入に踏み切っていました。自分の中にあるイメージを相手に伝えるには、画像や動画が一番わかりやすいですよね」
大谷優依 Yui Otani
インテリアスタイリスト。多摩美術大学卒業後、エディトリアルデザイナーを経て、2012年にインテリアスタイリストとして独立。ライフスタイル誌を中心に、雑貨やインテリアの紹介、空間のスタイリング提案などを行う。カタログや広告でのスタイリングも手がける。
“ビジュアル探索プラットフォーム”の〈ピンタレスト〉は、ファッション、インテリア、料理などのアイデアが世界中から集まる場所。ワード検索や類似ビジュアルの検索、ズームイン検索など、欲しい情報が見つかる機能も充実している。ベターライフのヒントを探しに、まずはスマートフォンアプリをダウンロード。
photo : Naoki Seo styling : Yui Otani text : Nozomi Hasegawa