パリジェンヌの4時のおやつ

バターが香る生地に厳選されたナッツが入った、ピンクのブリオッシュ。【パリジェンヌの4時のおやつ】July 06, 2025

昼食も夕食も日本より遅いフランスは、おやつ時間も16時。パリジェンヌが普段食べているおやつを紹介します。

〈 プラリュ 〉のプラリューヌ
―€7.90―

バター香る甘く柔らかい生地にプラリネを入れて焼き上げたプラリューヌ。【パリジェンヌの4時のおやつ】
『プラリュ』のプラリネ・ブリオッシュ。

フランス人はおやつにチョコレートを挟んで食べるくらいバゲットが好きだが、同じくらい好むパンがブリオッシュ。ほんのりバターが香り、甘く柔らかい生地はそれだけでも十分素朴なおいしさがある。その生地に、ヘーゼルナッツやアーモンドに砂糖をからめたプラリネを入れて焼き上げた、スペシャルなブリオッシュがプラリューヌ。フランス南西部リヨンの郷土菓子であるバラ色のプラリネ、プラリネローズを練り込んだプラリューヌは、リヨン郊外ロアンヌに本店があるショコラティエ『プラリュ』のオリジナル。自家製のプラリネに用いるナッツは産地を厳選。子どもも大人も手が止まらない。ピンクのブリオッシュでおやつタイムを楽しんで。

紀中さんプロフィールg

文・写真/紀中麻紀

パリでケータリングを主宰。お菓子と猫好き。

instagram.com/makikinaka_aubonmparis

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