ソウルの美を深く知る旅へ。

自然が溢れる場所で心身の休息を。ソウルの美を深く知る旅へ。vol.1
Seoul Beauty Travel Week 2023.10.3〜9August 19, 2023 /〔PR〕

韓国・ソウル市で2023年10月3日から9日まで開催される『ソウル ビューティ トラベルウイーク』。休息、食、文化体験。3つのコンセプトから、ソウルの〝美〞を体感できる場を紹介するイベントだ。 ひとつの街を暮らすようにじっくり巡ることで、新しい魅力や過ごし方を発見してみては。

二村漢江公園 韓国 ソウル ビューティ トラベルウイーク Seoul 旅
二村漢江公園 이촌한강공원 イチョンハンガンゴンウォン
ソウルの中心を東西に流れる大きな川、ハンガン(漢江)。川のほとりには11か所の公園があり、ヨンサン(龍山)区に位置するのがこの公園だ。約10.2㎞ある川沿いの道は、ランニングや散歩、サイクリングをする人たちが行き交っている。ハンガン大橋の中間には、ノドゥル島があり、2020年にレストランやカフェなどを併設した市民の憩いの場となる公園がオープン。休日にはライブやイベントなども開催されている。ピンクのグラデーションが美しいハンガンの夕暮れ。ソウルに訪れたら、見ておきたい風景だ。
▷용산구 이촌로72길 62/62 Ichon-ro 72-gil, Yongsan-gu 24時間開園 無休 地下鉄4号線イチョン駅から徒歩約10分。

時間をかけて過ごしたい、 心地よい風景が広がる公園。

 今回紹介するイベント『ソウル ビューティ トラベルウイーク』は、緑溢れる公園や文化施設が多く、多様なカルチャーを享受できるヨンサン(龍山)区で行われる。心身の美、そしてソウルが持つ美を体感できるこのイベントのコンセプトの一つは、自然に触れ、休息すること。公園でランニングやヨガなどのアクティビティで体を目覚めさせたり、ピクニックや散歩をすることで心身が癒やされるような場所を提案する。
 メイン会場となるのは、元米軍将校の宿舎を公園として開放し、韓国のSNSでも話題になっている龍山(ヨンサン)公園。芝生もあるので、ひと休みして心と体を緩め、ゆっくりとした時間を過ごすことで、日々の疲れを癒やすことができる。他に南山(ナムサン)公園、龍山子ども庭園などといった自然や文化を感じられる公園がヨンサン区にはたくさんある。なかでも、夕暮れどきなら、二村漢江(イチョンハンガン)公園がおすすめ。美しい夕陽を眺めていると、心の底からリフレッシュできるはずだ。

龍山公園 (将校宿舎5団地) 용산공원 (장교숙소 5단지) ヨンサンゴンウォン 韓国 ソウル ビューティ トラベルウイーク Seoul 旅 Discovering Essential Beauty in Seoul
龍山公園 (将校宿舎5団地)용산공원(장교숙소 5 단지)ヨンサンゴンウォン
元米軍将校の宿舎として1985年に建てられた赤いレンガ造りの住宅が軒を連ねる、フォトスポットとしても人気の公園。この場所は朝鮮時代に氷を貯蔵していた西氷庫が近くにあったため、今も地名はソビンゴ。そのため、朝鮮戦争頃まではヨンサン基地ではなく「キャンプ・ソビンゴ」と呼ばれていたという。住宅内の見学や基地全体のジオラマ展示などから、米軍基地時代の面影を感じることができる。2019年まで実際に米軍将校たちが住んでいたという。芝生もあり、来訪者たちの憩いの場に。
▷용산구 서빙고로 221/221 Seobinggo-ro, Yongsan-gu 9:00~18:00(入場締め切り17:00) 月、1月1日、秋夕休 キョンイ・チュンアン線ソビンゴ駅から徒歩約5分。
南山公園 남산공원 ナムサンゴンウォン 韓国 ソウル ビューティ トラベルウイーク Seoul 旅 Discovering Essential Beauty in Seoul
南山公園 남산공원 ナムサンゴンウォン
ソウルのランドマークといえば、ナムサン(南山)ソウルタワー。このタワーへと続く、約7.5㎞の散策路が2015年に完成した。山そのものが公園になっているため、松林や植物園もあり、春は桜、秋は紅葉など、季節ごとに異なる風景を堪能できる。散歩していると、野鳥のさえずりも心地よく耳に入ってくる。市の中心部にあるため、アクセスも良く、まさに都会のオアシス。早起きして散歩したくなるスポットだ。ナムサンの標高は265m。タワーがある山頂から市内を一望できる。園内に図書館や博物館も。
▷중구 소파로 46/46 Sopa-ro, Jung-gu 24時間開園 無休 地下鉄4号線ミョンドン駅から徒歩約15分。
龍山子ども庭園 용산어린이정원 ヨンサンオリニジョンウォン 韓国 ソウル ビューティ トラベルウイーク Seoul 旅
龍山子ども庭園 용산어린이정원 ヨンサンオリニジョンウォン
120年間、米軍基地だったため閉鎖していた場所の一部が韓国に返還されて、2023年5月から一般公開をスタート。将校たちが住んでいた平屋の数々が、図書館やカフェ、イベントホールなどに生まれ変わった。住宅街を抜けると約2万坪もの大きな芝生広場があり、地元の子どもたちがサッカーをしている姿も微笑ましい。当時の住宅がそのままの姿で残っていて、以前住んでいた家主の家具が展示してある場所も。
▷용산구 한강대로38길 21/21 Hangang-daero 38-gil, Yongsan-gu 9:00~18:00(入場締め切り17:00) 月、1月1日、秋夕休 10日前までに要予約(https://reserve-yongsanparkstory.kr/index.html)。地下鉄4号線シンヨンサン駅から徒歩約5分。

 
 

Event Information

『ソウル ビューティ トラベルウイーク』

 
開催日:2023年10月3日ー 9日
メイン会場:ヨンサン(龍山)公園

2023年10月3日から9日までソウル市で1週間限定で行われる『ソウル ビューティ トラベルウイーク』。インテリアや空間のデザイナーとして活躍しているテオ・ヤンさんを総括ディレクターに迎え、公園やカフェ、美術館やギャラリーなどを通してソウルの美を発見するイベントだ。今年の舞台はヨンサン区。メイン会場となる龍山公園に「ビューティハウス」を設置し、ガイドマップやピクニックマット、コスメキット、スイーツなどが入ったトラベルキットが無料で配布される予定(内容は変更する可能性あり)。

また誌面で紹介した場所を含め、数か所のスポットで様々なプログラムが行われる。公園ではヨガやランニングなどのグループエクササイズ、カフェやレストランではウェルビーイングを意識したスペシャルメニューの提供やスペシャルクーポンの発行、メイン会場ではトークイベントや特別ツアーなどの開催を予定している。詳細は、ホームページやインスタグラムなどで告知されるので、随時チェックを。

ここで紹介したスポット以外にも、ヒョチャン(孝昌)公園、イテウォンブグンダン(梨泰院府君堂)歴史公園、国立中央博物館、リウム美術館、戦争記念館、ヨンサン歴史博物館、ヨンサン工芸館、ナムサン(南山)図書館、ノクサピョン(緑莎坪)駅地下芸術庭園、へバンチョン(解放村)庭園、『オソルロク ティーハウス ハンナム(漢南)』などで行われる。

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カフェで過ごす時間もヘルシーに。ソウルの美を深く知る旅へ。vol.2

韓国の美を学ぶ文化的な体験を。ソウルの美を深く知る旅へ。vol.3

イベント統括ディレクター、テオ・ヤンさんにインタビュー。ソウルの美を深く知る旅へ。vol.4

※100W(ウォン)は約11円です。紹介した店や施設は2023年7月末時点のデータです。旧正月、秋夕(チュソク)は休みの可能性がありますので、詳しくはSNSなどでご確認ください。
公式Instagram @seoulbeautytravelweek
●問合せ/ソウル市 https://japanese.seoul.go.kr/

 

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photo : Yuka Uesawa

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