あんこときなこの目利きが選んだ、47 都道府県のおいしいお取り寄せ。

農場から直接仕入れる小豆のつぶ餡がよもぎの皮によく合う。群馬・桐生『藤岡商店』の「よもぎまんじゅう」。April 03, 2024

あんこときなこをこよなく愛する3人の目利きが選んだ、お取り寄せしてでも食べたくなるご当地おやつ。毎日ひとつずつ、合計66点の名品の数々を紹介します。

群馬・桐生『藤岡商店』の「よもぎまんじゅう」
群馬・桐生『藤岡商店』の「よもぎまんじゅう」

農場から直接仕入れる小豆のつぶ餡がよもぎの皮によく合う。

「十勝の土蔵農場の小豆がおいしくて、それを使っている和菓子屋を探して辿り着いた店です」(高)。よもぎまんじゅうが看板の、家族で営む和菓子店。生産者から直接仕入れた小豆でつぶ餡を炊き、地元・赤城山麓周辺で手摘みした天然よもぎの新芽のみを使った皮で包んでいる。「よもぎの香りがいい、もっちりとした素朴なお饅頭に、とてもよく合った小豆の風味が高いつぶ餡です」(高)。消費期限は製造から3日。冷凍便の場合、解凍後3日。6個入り¥1,080。▷注文は電話、FAX、オンラインショップから。群馬県桐生市広沢町3‒3554 ☎FAX0277‒54‒0440 10:00~17:00 土日祝休 https://yomogimanju.jp


あんこときなこをこよなく愛する、目利き3名。

梅田なお実 Naomi Umeda 和菓子ライフプロデューサー・デザイナー

「毎日が和菓子日和」主宰。幼い頃、母のおはぎに魅せられて以来の筋金入りのあんこ好き。47都道府県のローカル和菓子を訪ね、その魅力を発信するイラストコラム執筆、和菓子と人をつなぐイベントプロデュースなどを行う。

高 由貴子 Yukiko Ko 和菓子ジャーナリスト

スタイリスト、編集者を経たのち、和菓子好きが高じてあんころりん名義で開設したブログが人気となり、『東京いとしの和菓子─あんころりんのおやつめぐり』(ソニー・マガジンズ)発売。至高のおやつは杵つきのつぶ餡豆大福。

畑 主税 Chikara Hata 『髙島屋』和菓子バイヤー

『髙島屋』全店の和菓子売り場を担当し、47都道府県の和菓子店に精通する敏腕バイヤー。名店の若旦那たちが集う恒例イベント「旅する和菓子」が『新宿髙島屋』で2024年2月15日(木)~19日(月)に開催された。きなこ愛も深し。

illustration : Tomoko Kuboi text : Yoko Fujimori (part of Hata), Yuko Saito (part of Ko), Mutsumi Hidaka (part of Umeda)
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