INTERIOR 部屋を整えて、心地よく住まうために。
この家らしく、私らしく、テーブルをコーディネートする。January 17, 2020 /〔PR〕
木のぬくもりとかやさしさといった、素材が持つ“質感“の魅力を、木の住まいに暮らし始めてあらためて実感している。そして、それは、私のスタイルも変化させている。ちょっと特別な日のテーブルセッティングに、それを生かしてみたい。
この家で暮らすようになってから、我が家に人が集まる機会が増えてきたような気がする。そして友人が来るたびに、私自身、ここでの暮らしが気に入っていることに気付くのだ。来客に慣れたということもあるかもしれない。人をもてなすことがもともと嫌いじゃないというのもある。でも、この家に暮らすようになって、特別な日のテーブルの準備に気負いがなくなった。
ふだん使っている食器は、華やかではないけれどやさしい質感や色みを重視したもの。どれも使ううちにその本質の魅力がどんどんわかってきて、特別な日もこれでいいとわかったのだ。
この家に、この空間に、それが合っている。あとは、おもてなしのためのアレンジとして、コースターやカッティングボードでの演出など、少し遊びを加えればいい。この家から発した“心地よい”という、ものの本質は、たくさんのことを受け入れ、ゆとりと遊びをも生むのだと思う。
“木にはぬくもりがある”ということ、言葉ではよくわかっているつもりでいた。でも、それに毎日触れ、その中で毎日呼吸をするうちに、もっとさまざまな表情があることを知った。冬に感じた木のぬくもりは、夏になるとひんやりとしている。温度の他に、色み、触感と、実にさまざまな生きた質感を持っている。木の質感の奥深さを知るようになると、太陽の光の質感、空気の質感までをも敏感に感じ取れるようになった。そしてそれらは、天井が高く仕切りのないこの大空間だからこそ、生かされ、うまく調和しているのだ。よどまない空気、季節によって心地よく取り入れられる光といった具合に。
以前の暮らしのなかでは、私自身がもっと無機質だったように思える。そして、断然今の自分のほうが気にいっている。だから、友人を招いた日のテーブルコーディネートも、特別であることを意識して華やかにするのではなく、もっと本質的な、質感や心地よさを大切にしようと思うのである。
今回のテーブルコーディネートに使った主な食器類は、ライフスタイル雑貨の店『ドワネル☎︎03-3470-5007』で調達したもの。掲載したアイテムの詳細はページの下部にて紹介。
撮影場所:シャーウッド鶴見展示場(☎︎0120-14-0711)
Photo:Kazumasa Harada
Styling:Yui Otani
Text:Naomi Yokoyama(cat)
もっと詳しく知りたい方へ。
木造住宅「シャーウッド」の住まいで演出するハレの日のテーブルコーディネート。会員制サイト「シャーウッドclub」では、木の香りと質感に包まれた豊かな暮らしをご覧いただけます。さらに、テーブルウエアを調達した『ドワネル』のスタッフに聞く、住まいを彩るテーブルコーディネートのポイントなども紹介しています。ぜひアクセスしてみてください。
アイテムクレジット(写真1枚目)
右奥から、プレートM¥4,600、ナイフ¥4,100、フォーク¥3,800、ゴブレット各¥3,000、グラス各¥3,600、コースター¥1,200、蒔地漆カップ 各¥8,000、バスケット¥3,300、チーズナイフ¥12,000、サービングボード¥8,000、コルクパッド¥2,500、プレート各¥2,800、スプーン各¥3,800(すべてドワネル ☎03-3470-5007) その他スタイリスト私物