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〈ロンハーマン〉にて建築家リナ・ボ・バルディらが
手がけた家具のオーダーイベントを開催。March 07, 2022 /〔PR〕

〈ロンハーマン〉にて建築家リナ・ボ・バルディらが 手がけた家具のオーダーイベントを開催。

「キリンの椅子」をはじめ、7アイテムが登場。

ブラジルで活躍したイタリア出身の建築家、リナ・ボ・バルディ。建築に合わせて家具も手掛けた彼女の作品は、今もなおコレクターから大きな注目を集めている。
2022年3月21日(日)まで 『ロンハーマン千駄ヶ谷店』『ロンハーマン六本木店』にて、彼女が関わった家具のオーダーイベントが開催中だ。

注目は、キリンのようなフォルムから「Girafa」と名づけられたシリーズ。ニューヨーク近代美術館『MoMA』 の永久収蔵品に含まれているチェアとテーブルのほか、スツール、バー・スツール、エンブロイダラー(刺繍職人のための椅子)が揃う。

「Girafa Chair 」W390×D430×H760mm SH450mm 6kg ¥69,850
「Girafa Chair 」W390×D430×H760mm SH450mm 6kg ¥69,850
「Girafa Table」 φ700×H720mm 30kg ¥126,500
「Girafa Table」 φ700×H720mm 30kg ¥126,500

製造を手掛ける「バラウナ工房(Marcenaria Baraúna)」はブラジル・アーキテトゥーラ社(Brasil Arquitetura)の新しいプロジェクトとして、1986年、サンパウロに誕生。建築家たちの「自分たちの手で家具のデザインから製作までを手がけたい」という強い思いから設立された。

当時、サルバドールでの建築プロジェクトに取り組んでいたリナ・ボ・バルディとブラジル・アーキテトゥーラ社のマルセロ・フェハス、マルセロ・スズキは、建物から家具までを自らの手で作りたいという思いに至り、バラウナ工房にて家具の製作を開始。そのとき、最初の試みとなったのが「Girafa」シリーズ。アルヴァ・アアルトが建築や家具を手がけた「パイミオ サナトリウム(sanatório de Paimio)」にインスピレーションを得てデザインされた。アアルトがサナトリウムに滞在する患者のために細やかな配慮を重ねて家具を手がけた、その包括的な仕事ぶりにリナ・ボ・バルディらが影響を受けたという。

〈ロンハーマン〉にて建築家リナ・ボ・バルディらが 手がけた家具のオーダーイベントを開催。
〈ロンハーマン〉にて建築家リナ・ボ・バルディらが 手がけた家具のオーダーイベントを開催。
〈ロンハーマン〉にて建築家リナ・ボ・バルディらが 手がけた家具のオーダーイベントを開催。
〈ロンハーマン〉にて建築家リナ・ボ・バルディらが 手がけた家具のオーダーイベントを開催。
〈ロンハーマン〉にて建築家リナ・ボ・バルディらが 手がけた家具のオーダーイベントを開催。

バラウナ工房のアプローチは実に建築的で、構造の論理、バランス、素材の性質と耐性、快適さ、生産における経済性といった細部にわたるまでを考慮した上でデザインされ、視覚的にも美しくありながら、フォルム、素材、 構造すべてに明確で論理的な理由が存在する。天然素材のため、一点一点風合いが異なり、経年とともに色が変化していくのも魅力だ。ぜひこの機会に実物に触れてみたい。

EVENT INFORMATION

Lina Bo Bardi by Baraúna spot sale & special ordering
期間:2022年2月26日(土)〜3月21日(日)
会場:ロンハーマン千駄ヶ谷店(東京都渋谷区千駄ヶ谷2-11-1)
ロンハーマン六本木店(東京都港区赤坂9-7-4東京ミッドタウン ガーデンテラスB1F)
アイテム:Girafa Chair, Girafa Bar Stool, Girafa Embroiderer, Girafa Stool, Girafa Table, Frei Egídi Chair, Girafa Embroiderer
※納期は7月下旬予定。事情により遅れる可能性もあり。

text : Yu Miyakoshi

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